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レポート

愛知県知事あてに「病院内保育士の速やかで確実な処遇改善を求める申し入れ」

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愛知県知事あてに「病院内保育士の速やかで確実な処遇改善を求める申し入れ」を しもおく奈歩 愛知県議とともに行いました。
日本共産党愛知県委員会、愛知県議団の連名の申入書を愛知県に手渡しました。
医労連、全医労の皆様も参加をしてくださり、切実な現場の声を届けてくださいました。
 
全医労の皆様から寄せられた声をもとに宮本徹衆議院議員、もとむらが国会で質問し、10月14日、院内保育所の保育士の人件費に係る標準単価が、月額5万6600円アップされました👏👏👏18万800円→23万7400円に改善しました。
それが実際に院内保育所の保育士の皆様の賃金アップにつながるには、各都道府県が、医療介護総合確保基金から出す補助金の単価を引き上げなければ、現場には行きません。そして、補助金を受け取った医療機関がちゃんと院内保育所にその補助金を使わなければ、保育士さんの賃上げにはつながりません。
それゆえに、国の標準単価と同じ18万800円の補助単価しか出していない愛知県に、今年度4月分から遡及して補助単価を改善するように求めました。(厚生労働省は今年度分からとして改善したと述べていました。)
愛知県の回答は「検討する」とのことでした。
 
医労連の皆様からは「医療介護職が働き続けられるのは院内保育所があるからこそ。なくてはならない。パートさんだと専門職なのに最低賃金ギリギリ。募集してもこない。夜間も預かっていただいているのに低い賃金で募集しても集まらない。ただちに上げていただきたい。4月に遡及してやっていただきたい」との強い要望が出されました。
 
一般の保育士さんよりも低い賃金水準をいますぐ改善して欲しいです。保育士の皆様が全ての産業の水準に賃金が改善できるように引き続き全力を尽くします。
 
※都道府県の医療介護総合確保基金(国3分の2、都道府県3分の1)からの院内保育所の保育士のアップ分の補助金は保育士の人件費にしか使えません(厚生労働省に確認しました)。
 
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