「関西グローバルヘルス (KGH) の集い」オンラインセミナー「わたしの健康、わたしの権利」「紛争 ・ 戦争と健康権」に参加しました。
日本WHO協会の皆様、実行委員会の皆様が企画くださいました。
清田 明宏 さん (国連パレスチナ難民救済事業機関〈UNRWA〉 保健医療局長)からは、「ガザの人びとの保健医療の現状」のお話があり、
安藤 恒平 さん(赤十字国際委員会 : ICRC 医師)からは、「ガザの救急医療現場で見たこと、感じたこと」のお話がありました。
清田さんが、「ガザの危機は人災」「政治家に言って欲しい。人が死んでいるんだ。人権を守るのは政治家の仕事」、「ガザの問題は、政治の問題。UNRWAは存亡の危機にある。議員の方に政治的な声をあげて欲しいと伝えてほしい。現地の人々がこれ以上苦しむことがないように政治的な声を上げるように伝えて欲しい」とおっしゃいました。
国会でもこの声を伝えなければ!
安藤さんは、ガザで、目の前で必死に生きている方々の命をつなぎ、治療をされてこられました。「ガザでは、A型肝炎 胃腸炎が流行っている」とのこと。赤十字国際委員会では、イスラエル側とも交渉してなんとか医療できるように場所を確保しています。
「後になって気づく、後悔する前にできることを」との言葉も本当に重いです。そして、「興味持ち続けて、自分から、こういった会などを通じて情報共有を続けて欲しい。情報を捉えてください」と語られました。
とても貴重な機会を本当にありがとうございました。
※今後、動画がホームページに載る可能性もあるそうです。その時は、ぜひご視聴ください。