大阪府にある性暴力救援センター・大阪SACHICOの運営の危機。
性暴力被害者ワンストップ支援センターを所管する内閣府や医療体制や医師の確保を所管する厚生労働省に存続できるように聞き取りと要請を行いました。
たつみコータロー元参議院議員、わたなべ結大阪3区予定候補、山下よしき議員秘書、石川たえ大阪府議、池内さんとともに。
内閣府は、「大阪府のお求めがあれば・・・」支援する方向を述べましたが、
全ての都道府県で性暴力被害当事者に手厚いケアを行うためには
やはり国が責任を果たす責任があります。
内閣府の「性犯罪・性暴力被害者支援のための交付金」では、被害者の医療費等は3分の1しか国費が出ていません。この医療費はじめ交付金の増額を求めました。
内閣府曰く「検討」はしていくとのこと・・・。
箇所数についても、国連「女性に対する暴力に関する立法ハンドブック」では、女性20万人に1カ所のレイプ・クライシスセンターと示されており、増やすことも求めました。
(日本の女性の人口は、2023年10月1日現在で、6386万人であり、全国で320カ所程度必要という計算になります。)
厚生労働省は、医療機関、関係学会に働きかけしながら、
性暴力被害者支援の医療に携わる人を確保していく旨、答えました。
文部科学省から「生命(いのち)の安全教育」の進捗、遅れた性教育の問題なども意見交換しました。
※文部科学省から紹介された動画 https://youtu.be/2xyH7RP_N7I?si=kFwENDVwz4B-SjNN
「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律の都道府県計画における性暴力被害者支援についても聞き取りを行いました。
宮城県では、「困難な問題を抱える女性及びDV被害者等への支援並びにDV防止に関する基本計画」の中に「取組の方向性」
「⑦性暴力被害者のための相談の充実
性暴力被害者は、精神的ダメージを受けている上、様々な支援を要することから、性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(性暴力被害相談支援センター宮城)等の相談機関において、相談に応じるとともに、被害者にとって必要な支援を行う医療機関等、関係機関へのコーディネートを適切に実施し、被害者の心身の回復・被害の拡大防止に努めます。」と位置付けていると紹介がありました。