もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

石川県第21回災害対策本部員会議

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1月14日、馳知事、岸田総理、松村防災担当大臣が輪島市、珠洲市視察。
 
輪島市長より「1日も早く仮設がほしいとの声が上がっている。一昨日受付が始まったが、束になってたくさん集まっており、4千戸では足りない」と訴えたと北國新聞で報道。
 
珠洲市では、仮設住宅で珠洲市に残りたいと考える高齢者の方の声や、高校2年生、中学3年生、6歳の3人の子どもさんがいるお母様は、仮設住宅ができたとしても、水道が復旧せず、子どもに我慢を強いるのなら、移住するしかないとさえ考えている。「子育て世代は本当に難しくて。高校とかもどうすればいいかわからないです」と首相に訴えたと朝日新聞報道。
 
お一人お一人のご事情に合わせて当面の暮らしを保障し、生活再建、生業再建ができるように国が全力をあげていかなければなりません。
国の支援策を最初小出しし、被災地訪問で、上乗せするという形をとったように思えてなりません。
(過去にも事例があるのに、あえて低く出していたような気がする。例えば雇用調整助成金の特例や全体の予算額。)
 
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議での被災自治体首長の発言要旨を投稿します。
 
介護が必要な方々は、渋滞による長時間の移動を耐えることはできず、ヘリなどで空輸する必要があります。防衛省は、ヘリは40機体制で、自治体の要請があれば、いつでも(悪天候などは無理)人も物資も運べる体制と答えていました。
必要な支援については自治体からどんどんあげていただきたいです。
 
🔷輪島市長 発言要旨
・連日のご支援に心から感謝。
・本日は岸田総理、松村防災担当相から現地入り、課題を見聞きしていただき感謝。
・朝から孤立解消に向けて残る20箇所を408人に対して、自衛隊等のへりによる救助が続いている。重ねて感謝。
・1・5次避難に向けて、現在申し込み件数が746人と昨日より59人増え、既に避難している者が本日36名、加えて199名となった。
・2次避難については。申し込み数が本日大きく増え、254人増えて803人となった。避難済みは本日の分も入れて151名。
・小学校、中学校、高校に多くの避難者が避難され、学校の再開が全く見通しが立っていない。引き続き2次避難を進めていきたい。
・応急危険度判定については10日からはじまっているが、これまで3,041件が完了。この中で危険と判断された赤紙は1,635件、約54%となっている。昨日の60%近くが少し下がっている。
・今夜の大雨の予想を考慮し、土砂ダムが発生している町野町川西地区の川の下流の地区に対しまして避難指示を出したところ。引き続きのご支援をよろしくお願いする。
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議
🔷珠洲市長 発言要旨
・馳知事、総理、松村防災担当大臣とともに直接珠洲市にお越しをいただき、被災した状況を確認いただき、被災された方、避難されている方々の様々な悩み、思いをお聞きいただいた。改めて心から感謝。
・本日は飯田港にNPOピースウィンズさんの船と日本財団さんのフェリーも接岸した。日本財団さん、このフェリーを使い、緑丘中学校でご覧いただき、ウォーターのシャワールーム、手洗いのシステムを陸上げしていただいた。
これにつきましては、早々に飯田港の荷揚げ場を応急復旧していただいたおかげ。
これからもまとまった支援物資についてて飯田港も活用できるということが強みになると思う。改めて感謝。
・1・5次避難が19名、2次避難が56名。これとは別に福祉施設からの避難が15名。
・明日以降も学校の授業再開に向けて着実に準備を進めてまいりたい。こちらも緑丘中学校の体育館ご覧いただいたように、ダンボールベッドであったり、坂茂事務所さんのご支援によるパーティションの設置であったり、そういったことによって教室に避難されている方々を体育館の方に誘導するなどで、授業再開に向けた準備を進めてまいりたい。引き続きご支援を。
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議
🔷穴水町長 発言要旨
・避難者数1825名、避難所の数は44ヵ所。
・加えて先ほど3時ちょうどに土砂災害の危険性が高い由比ヶ丘地区、川島地区の一部の避難指示を発令出しました。対象世帯は40世帯82名。
・建物の被害、倒壊家屋の数の状況が分かってきた。消防による目視調査で、倒壊家屋は211戸、その他応急危険度判定については調査件数3677件のうち危険判定が1478件、要注意判定が1078件となり、建物の約70%が全壊半壊、一部損壊に該当すると予想されている。
・1・5次避難希望者42名は全て移送済み離島済み。2次避難希望者数35名、本日8人が避難を行った。合計23人が2次避難済み。
・下水道については、浄化センター侵入路の土砂排除が完了し、電源車による通電が完了、運転を再開。下水道管についてはゼロ次調査が終了し、1次調査を実施中であるが、全域の損傷は激しく見通しが立っていない。
・町立学校について、穴水小学校は、文科省の調査で、教室等が構造上は使用可能であれば、消防法上で二方向の避難経路確保が必須であり、損壊の激しい部分の応急処置が必要と思われる。穴水中学校についてはランチスペースの落下物除去で使用が可能。もう一つ、向洋小学校は校舎及び体育館の屋根の大部分が破損し、落下の危険があるため、修繕を発注したいが、能登に対応できる業者がいないため、県からのあっせんをぜひお願いしたい。
・道路については、国道249号線穴水管内では志ヶ浦地内で一車線通行から、二車線通行となった。市街地から中居地内に向かう箇所でも二箇所一車線の状態であったが、二車線開放に向けて復旧工事を行っている。
・県道については、穴水剱地線が土砂崩れにより通行止め。能登穴水線についても二箇所崩落箇所があり迂回をしている。除行での運行の道路もある。
・市街地の七尾輪島線についても早期復旧に向けて工事を進めてまいる。
・町道については、被害が大きかった由比ヶ丘地内の土砂除去に向けて準備中であり、主要幹線道路は、危険な段差解消の応急復旧を進めている。
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議
🔷能登町長 発言要旨
・連日のご支援に感謝。
・孤立集落は、現在2集落12名。柳田の地区の7名に関しては介護施設で、介護が必要な方がほとんど。職員の方々のご意向も踏まえ、近くの避難所に移動していただくよう、現在準備を進めているところ。また残る地区については、ご高齢の方もいらっしゃるところで、これからも積極的に声かけを続けてまいりたい。早期に孤立状態を解消していかなければならないと思っている。
・1・5次避難の対象者で長時間のバスの乗車が耐えられないとか、寝たきりに近い方などの輸送手段について現場で課題となっている。非常に困難な課題だ、と思うが、ぜひとも検討いただければ。それがかなわないということになるというかなかなか難しいと思うので、町の方で別な場所で福祉避難所というのを新たに開設しなければいけない状況になってきている。お力添えいただければ。
・能登牛について、石川県のブランド牛の大規模な農場が、道路の寸断あるいは陥没によって餌等の運搬が困難となっている。一部の農場では土砂崩れによって完全に遮断され、農場が孤立状態になっている。まずは農場に至る道路の状態を少しでも改善させることが急務であると考えている。国県の皆さんのご助言をいただきながら、対応をはかっておるところ。人命最優先であることは当然だが、能登牛は県そしてこの地域の宝であり、生業再建に極めて重要であるので、引き続きのご支援をお願いを申し上げる。
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議
🔷七尾市長 発言要旨
・道路の状況、通行止め、交通規制が4件増えて157件。
・罹災証明の申請件数は270件増えて今現在5,280件となっている。
・断水が解消されたところが417世帯増え、今現在2,223戸。大体約1割くらいが復旧した状況。
・今、避難所の方でコロナが少しずつ増えているので、医療関係の体制の方をまたよろしくお願いしたい。
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議
🔷志賀町長 発言要旨 
・人的被害について、軽症者としてあげられた人が1名重症になったとの報告を受けている。災害関連地につながらないよう詳細を確認して注視していきたい。
・水循環型のシャワーユニットについて1台、昨日から本町において設置していただいた。 順次数を増やしていただけるというふうに伺っている。併せて、手洗いシステムの導入をお願いしているので、順次増やしていただきたい。
・明日早朝にお願いしていたトレーラーハウスの方、1台入る予定。その大きさ、スペック等を確認しながら、当初は感染症対策の施設のオーバー分を受け入れるという意味でお願いしていたが、応急仮設住宅の代用としても使えるのかな、というところも含めて、その利活用も検討していただきたい。
・電話での総合相談窓口を16日から開始するように準備をしている。
・物流に関して、本日よりトヨタ自動車さんがそのマネジメントに入っていただいている。より効率的な災害時の物流システムを構築することができれば、他の被災市町への波及をしていければいいかな、と思っている。
・罹災証明書の発行業務をさらにスピード感を持って進めるために、支援自治体よりさらなる増員を求めている。これにより、明日から始まる調査業務のほうをより効率的に進めていけると思っている。
・段ボールベッドとパーテーションを昨日と本日要望したものを受け取り、町内の施設に設置した。学校災害に向けて避難者を受ける準備を順次進める。
・本日の新聞報道で確認したが、遠隔診療が被災地で始まっているという報道を目にした。本町でもやはり医師不足、看護師不足の中、全ての避難所を回ることが困難の中で、スマートフォンやタブレットを活用して遠隔診療を行えれば、投薬や診療、またカウンセリング等にも活用できるかなと思っているので、ぜひ検討を進めていっていただきたい。
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議
🔷かほく市長 発言要旨
・ご支援に感謝。
・人的被害については幸いかほく市はなかった。
・公共インフラについては、上水道が発災直後に9,800世帯断水。4日のオンライン会議で説明したが、その時点では360世帯ということだった。特に液状化のあった大崎地区の状況がひどい状況で、今日ようやくこの大崎地区についても全戸に対し通水ができたということで、断水は市内では解消された。大きな山一つ越えた。ただ下水道については、いまだに使用できない家庭が169世帯ある。とにかく早くやってほしいという要望をいただいて、今かほく市総力を挙げて取り組んでいるところ。
・道路については、隆起や陥没等の箇所が19路線、箇所数は多数あった。それ以後は応急処置として何とか通れるようになっているが、大変厳しい状況であるのは事実。
通行止めは市内では1カ所だけ。ここは大規模に陥没、通行止め。
・罹災証明については、昨日現在で742件の受付。危険度判定についても、10日から12日3日間で1,001件の危険度判定をした。そのうち134件が赤、危険と判定。これについては明日から現地調査を開始する。
・避難所については、発災当時は21カ所1,099人避難。現在は2カ所39人、14世帯の方が避難。ただ、避難所に避難しておられる方の数はこれだけだが、それぞれこの地域でやはり親類の方のところへ身を寄せている方がたくさんおられる。こういった解消に向けてしっかり取り組んでいるところ。県についてはオンラインで会議でも言わせていただいたが、甚大な被害を受けた県管理の主要道路の早期復旧。最近は奥能登はもちろん甚大な被害を受けてるが、内灘からかほくにかけての液状化ということが結構全国的にも報道をしていただいているが、厳しい状況。ここは本当にその地域の皆さんにとっても大事な道路。またそこに水道管であり下水道管の本管が通っているということで、ここの復旧については早急に取り組んでいただければ大変ありがたい。
・かほく市でも大きな課題としてやはり被災した皆さんの住宅再建、改修に早急に取り掛からなきゃいけない。また、みなし仮設住宅、今いろんな形で手続きに取り組んでもらっているが、早くそういったところに住むことができるような形で取り組まなきゃいけない。国、県の支援よろしくお願いをしたい。
・今日はこういった貴重な機会をいただき大変ありがたい。本日で市内の断水一応解消したということで、一つの山を越えた。下水道の支援について、現在本当にしっかり取り組まなきゃいけないということで、全力を挙げて取り組んでいるところでありますけれども誠に恐縮ではありますけれども、今後、この会議への参加、かほく市で特段の状況変化が生じたときに参加させていただければ大変ありがたい。
 
1月14日16時〜 石川県第21回災害対策本部員会議
🔷内灘町長 発言要旨
・本日はこのような機会に感謝。これまで府市と県、国からご支援をいただいておりますことに改めて感謝。
・町の被害状況について、今回の能登半島地震で当町では人的被害はなかったが、町北部地区では地震による液状化現象により建物や道路と上下水道が壊滅的な被害を受け、今日1月14日現在、いまだ断水864世帯が断水をしている状況。今後、道路の復旧だけでなく上下水道の復旧が急務。被害が大きい地域におけるインフラ整備については、財政面等も含め、国、県において、早急にお力添えをお願いしたい。
・建物被害について、昨日1月13日までの罹災証明申請件数は1003件となっており、現在調査を進めているところ。
・道路、上下水道などインフラ整備の長期化が見込まれる中、各種支援制度も準備されてきているが、仮設住宅の建設についても早期の着工をお願いしたい。
・人的支援について、これまで再三お願いしているところではあるが、これほどの大規模な災害となれば自治体職員だけでは足りず、マンバワーが必要となってきている。罹災証明の調査、上下水道の専門的技術者の派遣、各種相談窓口などさらなる人的支援についてもお願いしたい。
・かほく市様と同様、今後もこのような機会があれば大変ありがたいと考えている。新たに支援などをお願いすることがあれば、参加させていただきたい。
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