もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

「選択的夫婦別姓 世論調査問題」国対ヒアリングに参加

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「選択的夫婦別姓 世論調査問題」国対ヒアリングに参加。
選択的夫婦別姓制度に関する世論調査は、2021年12月〜2022年1月にかけて行われましたが、これまでと質問項目が変わっていました。
 
内閣府が出した野田聖子担当大臣とアンケートを作った法務省民事局のやりとりの面会記録をみると、
「■の■議員や■議員からは、過去の世論調査は別氏賛成派に偏り過ぎた内容だとの批判を受けている。」「保守派との関係でもたない」と書かれています。
政治的圧力によって、アンケート質問項目が改変されたのではないかとの疑いです。
 
実は、統一協会の関係団体である「国際勝共連合」は、「『選択的夫婦別姓制度』やっぱり危ない!」などインターネットや「思想新聞」で広報し、選択的夫婦別姓制度導入反対の論陣をはっていました。そのことが大きく影響しているのではないか・・・。
 
ちなみに勝共連合は、夫婦別姓運動の背景には、ある思想があり、それが「文化共産主義」なのだと書いています。
普遍的価値である個人の尊厳を大切にしたいからこそ、選択的夫婦別姓制度を求めているのに、あきれます。
 
法務省は、コロナで調査方法が対面から郵送に変わったタイミングで中立性を保って変えただけとの回答でした。
 
内閣府側の面会記録はあるが、法務省側の面会記録を出してほしいとの質問には、「ない」と答えました。(個人的なメモのようなものはあるようなことも言っていた。)
 
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