性暴力被害者支援情報プラットフォーム「THYME」の皆様からリアルとオンラインのハイブリッドで、山添拓参議院議員、党ジェンダー平等委員会の米沢さんとご一緒にお話を伺いました。
性暴力被害者支援情報プラットフォーム「THYME」の皆様のホームページ https://thyme.buzz/. は、性被害にあったとき、どうしてよいかわからない被害者も多いため、被害当事者の力になりたい、寄り添いたいとつくられたそうです。
被害当事者として、被害者が守られないなど今の制度の問題点を指摘していただき、非常に有意義でした。
都道府県によって性暴力の証拠の保全に関して格差があり、ある県の病院では、警察からの依頼がないと証拠保全ができない場合があることが指摘され、警察を通さなくても証拠保全ができる仕組みを全都道府県で数多くの病院でできるようにすることが必要です。
検察官による起訴状に被害者の住所と氏名が書かれ、加害者側に知られ、脅迫されるなどの恐怖が実際にあったこともお話くださいました。
現行法でも、検察官の判断で被害者の住所と氏名を書かなくても良いことにはなっていますが、法規定が不十分で、制度も知られていないために、結局、書かれ、加害者側に知られることになってしまっています。これでは、被害を訴えることさえ難しくなってしまいます。被害者保護がはかられるよう、早急な法改正も必要です。
加害者の認知の歪みを正していく仕組みづくりや、性被害を原因としたキャリア断絶、経済的損失など実態調査の必要性を感じていること、今後、実態調査に取り組むことも検討していることもお話してくださいました。
引き続き、連携して、被害当事者の方々の声が反映される制度へ変えていくために全力を尽くします。
貴重なお話を本当にありがとうございました