学校法人玉川学園(東京都町田市)の皆様が主催の「現職国会議員による主権者教育シンポジウム― 『来たる参院選に向けて若い人達に何を訴える!? 』 ―」に参加しました。
玉川大学の学生と高校生の皆様が約120人参加され、次々と手をあげて質問が出されました。
日本共産党の私の他には、自民、公明、立憲民主、維新、国民民主の各党議員が参加しました。
玉川大学の篠原文也客員教授(政治解説者)が進行役を務められました。
自己紹介、参議院選挙で何を訴えるのかなどお話しました。
自己紹介では、長崎の原爆で被爆した父から戦争についての話を聞くなど生い立ちにも触れて「誰もが尊厳を持って自由に生きられる社会をつくっていきたい」との思いを語りました。
教育予算を拡充して学費の負担を減らすなど日本共産党の政策に注目してくださった学生さんは「消費税率を5%に引き下げると国の財政が厳しくなるのではないか」と率直な質問を出してくださいました。
私は、国政選挙でもずっと訴えてきた大企業や富裕層への応分の負担の財源提案の具体的内容をお話しました。
また、学生さんから「世界で軍事的緊張が高まる中で、日本をどう守るのか」との質問も全党に出されました。
「日米同盟を強固にする」(和田義明自民党国防部会副部会長)など軍事力強化の発言も出た中で、私は、しんぶん赤旗号外もお示しながら紛争があっても戦争にさせない東南アジアの取り組み、アメリカも中国も日本も入った東アジアサミットの強化など軍拡の悪循環を断ち切り、東アジア全体に重層的な平和の枠組みをつくり、軍事的な脅威をなくしていく日本共産党の政策をお話しました。
参加された学生さんは、「しんぶん赤旗」記者の方に「憲法9条や非核三原則について知ることができました。選挙権を得て今度の参院選で初めて投票します。(日本が)戦争を起こさないために何が必要かを考えたい」と語ってくださったそうです。
玉川学園の皆様、貴重な機会を本当にありがとうございました