【航空自衛隊小牧基地に所属するC130輸送機(機体番号35-1072)の県営名古屋空港への緊急着陸について】
防衛省防衛政策局訓練課からの聞き取り
◆静岡県南方の海の上で、エンジン4つのうち1つをとめて、再起動する訓練をやっていたところ、再起動しなかった。故にエマージェンシーコールを出して、県営名古屋空港に緊急着陸した。バードストライクではない。
◆県営名古屋空港は、10:30~10:34、C130輸送機(機体番号35-1072)の緊急着陸のために閉鎖した。他の航空機に影響はなかった(※)。
(※)やり取り後に改めて「中日新聞」の記事をみたら、「民間機1機の離陸が15分遅れた」と書かれていました。
「中日新聞」には「民間機1機の離陸が15分遅れた」と書いてあるが、と改めて質問すると、
「空港事務所では、15分までの遅延などは、影響がないということになっている」との回答!
「影響ない」の意味に驚きました。
「県営名古屋空港の管制は自衛隊。ちゃんと報告を」と念を押しました。
◆原因究明は、これから。しかし、他のC130輸送機は飛ばすことになる。原因がわかったら、整備などとも情報共有して点検する。
◆(ヒアリハットを軽視していると大事故につながる。原因究明できるまで他の機体も止めるべきではないか)大事故ではないので・・・、原因究明できたら、共有する。
◆(エンジンをとめて再起動する訓練はやめるのか)それはまだ決まっていない。
◆緊急着陸したことは、愛知県、小牧市、春日井市、豊山町、名古屋市に報告した。
再度、少なくとも原因究明できるまでは、飛ばすべきではないと述べました。
「部内で情報共有します」とのことでした。
◆メ~テレさんの報道