6月8日、衆院総務委員会で、放送関連事業者「東北新社」やNTTなどによる総務省幹部への接待問題をめぐり、「利害関係者との会食は国民に疑念をもたらす」として、原則禁止するよう迫りました。
総務省が4日に公表した調査報告では、同省職員170人から延べ約1500件、事業者との会食の申告があり、そのうち32人が延べ78件の違法接待を受けていたことが明らかになりました。
質問では「これだけ日常的に事業者との会食があることは癒着の温床になる」と追及しましたが、武田良太総務大臣は、「総務省の知見だけでは国際競争に勝つのは難しい。官民一体となって密に情報交換をしなければならない」と開き直りました。
「なぜ飲食を伴わなければいけないのか!」
その上で、調査で示される再発防止策も会食を前提としたものだとして、「本気で癒着や腐敗を断ち切る決意が見えてこない」と批判しました。
さらに、総務省の第三者検証委員会の報告書(第一次)でも、「会食の積み重ねや長い付き合いにより」「馴(な)れ合い意識やムラ意識が醸成」されることが問題視されていると指摘されています。
また、NTTが利害関係のある政務三役や公務員との個別会食は、原則実施しないことを決めたと指摘し、「総務省としても利害関係との会食を原則禁止すべきだ」と迫りました。
武田総務大臣は、「節度と倫理観を持った会食は必要だ」と応じませんでした。
NTTという電気通信事業者が、政務三役と公務員との個別の会食は原則実施しないと言っているのに、あくまで会食にこだわる武田大臣。
武田大臣自身もJR東海の葛西名誉会長やNTT社長、NTTドコモ社外取締役との会食など会食をよくやっているからでしょうか・・・。
大臣らの飲食代を調べた「朝日新聞」の記事https://www.asahi.com/articles/ASND355XYNCWUTIL054.html によれば、
「支出回数を議員別に見ると、最多は武田良太総務相=衆院福岡11区=の443回(計3151万1447円)。」
武田大臣は、最多・・・・。
だから、あんなにむきになっていたのでしょうか?