【前のご報告で大変申し訳ありません】
集中審議で究明を 首相長男接待めぐり
2月19日の衆院総務委員会で、総務省幹部が放送事業者「東北新社」に勤務する菅義偉首相の長男らから接待を受け、放送行政がゆがめられた疑惑に関し、事実関係をただし、同省幹部4人らと菅首相長男、東北新社関係者出席の集中審議を求めました。
私の本会議質問(16日)に武田良太総務相が「放送行政がゆがめられたことは全くない」と答弁したことに関し、本村氏は「調査せずに軽い言葉を発してはならない」と追及。「言葉足らず」と開き直る武田総務相に対し、「調査がゆがめられかねない」と批判しました。
また、『週刊文春』の記事で、会食中に子会社社長の「吉田さん(総務審議官)がうちの岡本さんの面倒をみてもらっているみたいで」、菅首相長男の「あんないい仕事」との会話の調査を要求。
原邦彰官房長は「調査する」と答弁。
総務省の秋本芳徳情報流通行政局長と湯本博信官房審議官は、子会社社長からの会食の誘いについて総務省の業務用アドレス宛てにメールが届いたと認めました。
さらに、東北新社が加盟する衛星放送協会が総務省の「衛星放送の未来像に関するワーキンググループ」で人工衛星の利用料低減を要望し、報告書案をまとめる直前に、関係幹部が接待を受けたとする報道をあげ、同会議に谷脇康彦審議官、秋本氏、湯本氏が出席していたと指摘し、会食で同会議の話が出たか質問。
秋本・湯本両氏は「記憶にない」と述べるにとどめました。