【だいぶ前のご報告で大変申し訳ありません】
秘書官当時から面識 首相長男はじめ東北新社の総務省幹部官僚接待追及
2月16日の衆院総務委員会で、放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男(元総務相秘書官)はじめ関係者が、総務省幹部を接待していた問題を取り上げ、国家公務員倫理法違反が問われる利害関係者からの接待について追及しました。
総務省幹部に「(長男とは)それぞれいつからの関係か」と質問。湯本博信官房審議官は「秘書官当時お会いした」と述べました。
秋本芳徳情報流通行政局長は、長男と東北新社グループ衛星放送子会社の社長が「2015年以降に私の執務室に来て名刺交換をした」と回答。
同省の原邦彰官房長は、谷脇康彦総務審議官が「(いつ知り合ったか)記憶していない」などと答弁する一方、吉田眞人総務審議官については長男が秘書官の当時に面識を持ったことを認めました。
長男はじめ東北新社側から幹部4人が提供された会食費や贈答品、タクシーチケットなどの金額を明らかにするよう要求。
秋本局長、湯本審議官は「総務省から調査を受けている立場で答えられない」と繰り返しました。
私は「総務省の調査には答えるのに、行政監視の責任を持つ国会でも答えるべきだ。1社からの接待が繰り返しされているのは不自然だ」と批判しました。
※その後、東北新社側の資料から金額などがあきらかになっています。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000736658.pdf