もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

 「Spring」の皆様が「性被害の実態調査アンケート」の結果を発表しました。

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 性被害 当事者団体調査 回答6000件
 性暴力被害当事者の皆様でつくる団体「Spring」(スプリング、山本潤代表理事)の皆様が11月20日、国会内で、8~9月に5899件の回答が寄せられた「性被害の実態調査アンケート」の結果を発表しました。
 被害を受けた当時の加害者の言動について、最も多かったのが「何も言わず、突然」で3505件、次いで「だんだんと身体を触る・触らせる行為を増やしていった」が1404件など、「被害は暴力や脅しを伴わないことが多い」と分析。
 「法の間隙(かんげき)に落ちている被害が多数あることの一端が見えた」として、被害の実態に即した刑法改正を改めて求めました。
 調査は、法務省「性犯罪に関する刑事法検討会」に被害者の声や実態を届けたいと、8月16日~9月5日にインターネット上で実施。
 性被害の内容や加害者との関係、被害当時の状態や加害者の言動などを尋ねました。
 被害当時の年齢で、小学生以下が約4割に上りました。
 被害当時の状態については、
「驚いた・どう反応してよいか分からなかった・身体が動かなかった」が最多(3171件)。
「自分に行われていることが何か、よく分からない状態だった」(2368件)、「怖くて身体が動かなかった」(1996件)が続きました。
 加害者との関係では、12歳までの被害では「親」「親の恋人・親族」「見知らぬ人」が多く、20歳以上では大半が「見知った人」でした。
 Springの皆様は同日、結果を踏まえ、橋本聖子男女共同参画相に刑法改正、性教育・人権教育の充実などを求める要望書を手渡しました。
 調査結果を発表した院内集会に、日本共産党から藤野保史衆議院議員、山添拓参院議員とともに参加しました。与野党の衆参議員が出席していました。 
三重県からもOさんが参加。ともに力をあわせていきたいと写真を撮っていただきました。
つらい、苦しい経験をしながらも被害当事者に幾重にもハードルをかす現状を変えるために、性暴力をなくすために、被害の実態を届けてくださった皆様に心からの敬意と感謝を申し上げます。

 

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