9月7日、豪雨被害のあった三重県東員町、いなべ市に行きました。
東員町役場の職員の方々、山本りか三重県議、大崎潤子東員町議、岡恒和いなべ市議、きぬがさ民子いなべ市議市議にご案内いただき、大変お世話になりました。
東員町では、土砂災害で住宅被害にあわれたところへまず行きました。
被災された方のお声も聞くことができました。
家にいることはできず、福祉センター→公民館→集落センターと宿泊先を転々としながら、被災された家の片付けに奔走されていました。
大きな窓をはめることができないほど柱は傾き、“これが半壊?”と思う状態でした。
被害認定を実態にみあったものにさせると同時に、国にも三重県にも被災者生活再建支援をしっかりやらせなければなりません。
国は、自治体での被害世帯一軒からでも被災者生活再建支援法で支援すべきです!
今の制度のままでは、この被災者の方々を救えないのです(怒)
当面、落ち着くことのできる家の確保も必要です。
町営住宅は空きがなく、民間賃貸住宅などを公が借り上げて当面の住宅にしてもらう工夫なども必要と感じました。
これまでになかった豪雨が今やいつ降ってもおかしくない状況のもとで、三重県管理の三孤子川の掘削、改修の加速化も急がれます。国の予算もしっかりとつけさせなければなりません。
いなべ市では、家の裏の土砂が流れ込んだお宅や法面の土砂が崩落した溜池、七夕川の水の勢いでえぐれた場所や、コンクリートの塀が倒れてしまった田畑に行きました。
雨がふる前に土砂の撤去をしなければなりません。
三重県の森林関係の職員の方が観にこられたそうですが、予算がないからできないというようなことを言われたそうです。
(年間800万円しかないと言っていたそうです・・・どこのどのような予算だろうか・・・災害復旧は最優先なのに・・・)
国土交通省や環境省の民家に入った土砂を除去する制度は使えないかなど、二次被害を防止するためにも、国、県、市で何ができるか探らなければ・・・。
運転手が亡くなられたアンダーパスにも行きました。
もっと早く通行禁止にできていれば命を守れたのにと悔しい思いです。
各地の様々なアンダーパスで、水がたまってきたら通行止めにする施設・設備を設置しています。そうした施策をもっともっと進めなければと強く思いました。
被災された農家や中小企業への支援も必要です。
やること山積です。