豚コレラ対策で、農林水産省からの聞き取りと申し入れ
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2月7日、豚コレラ対策で、農水部会の紙智子参議院議員、田村たかあき衆議院議員と東海・北信越ブロックの藤野保史衆議院議員、武田良介参議院議員、私もとむら伸子で、農林水産省からの聞き取りと申し入れを行いました。
申し入れた内容は、以下の通りです。
① 発生要因、感染経路の早期解明に全力を挙げるとともに、ウイルス媒介動物などの可能性についても究明を行うこと。
② これ以上感染を拡大させないため、国が防疫措置に全面的に責任を持ち、あらゆる人的資源を集中して徹底的な防疫を行うこと。
③ 感染被害農家への全額補償はもちろん、畜舎等の消毒経費等に要する費用への支援など、営農再開に向け万全の支援を行うこと。
私は、岐阜県では、昨年9月から豚コレラ対応に追われ、時間外労働が過労死ライン月80時間を超えた岐阜県職員が、(9月から3カ月間で)延べ132人(うち93人が月100時間超過)に上ること、体調不良で休む人がいること、獣医師では、月250時間を超える人が5人もおり、その上にまた豚コレラが新たに発覚。他の発生県含め、応援職員の派遣を要請しました。
※岐阜県職員・過労死ライン超えの記事
https://www.gifu-np.co.jp/news/20190111/20190111-105010.html
また、豚コレラが発生した農家さんだけでなく、まわりの農家さん含め、損失を全額補償すること、申請制になっていますが、損失補償制度の周知徹底を要請しました。
加えて、加工業者や流通業者の損失も補償することを求めました。
農水省からは、職員の応援派遣をしていくこと、まわりの農家さんも含め全額補償すること、愛知県なども損失補償制度についてはよくわかっているので、周知徹底すること、加工業者や流通業者の損失については融資支援になってしまうこととの回答がありました。
引き続き、地元の皆様と連携して対応していきます。