6月17日、三重県保険医協会の皆様の定期総会で連帯のあいさつをしました。
三重県保険医協会の皆様は、日頃から命・健康・地域医療を守るために大奮闘をされています。
そのことに対し、心からの敬意と感謝を申し上げました。
また、三重県保険医協会の皆様からは、消費税10%引き上げ中止、医療へはゼロ税率に、患者さんへのこれ以上の負担増の中止などのご要請をいただいています。
こうした医療現場からの切実な願いに反して安倍政権は「骨太方針2018」で社会保障を「歳出改革の重
点分野」と位置付け、財界の要求にそって、いっそうの国民負担増、給付の抑制・削減をうちだしています。
75歳以上の窓口負担の引き上げの方向や、受診時定額負担の導入や薬剤費の自己負担の引き上げなど行おうとしています。
そして、来年10月には消費税を10%にしようとねらっています。こんな改革では将来不安はますばかりで、国内消費は冷え込み続けます。
医療・介護の充実は、雇用を生み出し、将来不安をなくしていきます。
日本共産党は、大企業 、超富裕層優遇税制の見直し、骨太方針のような懐を冷やす方向ではなく、温める経済政策で、税収をのばす改革を提案していますが、社会保障の充実、財源の確保のために力をあわせていきたいと思います。
安倍政権のもとで憲法9条をかえないでという署名も先日、お持ちいただきました。
アメリカと北朝鮮の首脳会談が行われ、軍拡の北東アジアから軍縮の北東アジア進むかどうかの大事な時期です。
そうした時に、9条を変え、緊張を高めることは、国際社会の努力の足を引っ張ることになってしまいます。
朝鮮半島の非核化、平和体制構築への第一歩が大きく動くように力を尽くすことこそ必要です。
日本共産党も平和の流れを促進するために全力をあげることをお話しました。
総会前の左巻健男さん(法政大学教職課程センター教授)の「身近にあふれる怪しい科学、ニセ科学の見破り方~健康系をメインに~」との講演会も少しお話を聞くことができました。
健康のためには、サプリメントや何かに効くというものをたくさん食べるのではなく、(副作用もあるので)いろいろなものを食べることが大事だということが強調されていました。
三重県保険医協会の皆様、本当にありがとうございましたm(__)mm(__)mm(__)m