4月18日、「裁判の全面解決と原爆症認定制度の抜本的改善を求める院内集会」に小池晃書記局長とともに参加しました。
愛知の被爆者の方々、樽井直樹弁護士、愛友会の皆様も参加されていました。
9歳の時に被爆された愛知にお住いの高井タツヱさんは、次のように訴えました。
「日本国民全員が味わった悲惨な戦争。時は流れ、苦難な時代をのりこえて憲法に守られ親子孫で過ごせる日々の幸せをかみしめながら生きています。
世界で唯一の被爆国でありながら、昨年7月7日の核兵器禁止条約採択、122カ国が賛成、日本は不参加。
日本は一番に参加してほしかった。被爆者の身体の中には放射能は残され、二世、三世に引き継がれています。毎日不安の中で今も生きています。
私も年齢も高く、子どもたちの行く末を思いながらの裁判、辛い7年間でした。支援者の方がたがあって、頑張ってこれたと思います。
姉・山田初江と同じ場所で被爆し、苦楽をともに歩いてきましたのに、姉はがんになり、私は慢性甲状腺炎。私だけが上告受理されたのはどうしてですか。私は聞きたいのです。国は私をいじめるのですか。私は医学も化学もわかりません。
どうかすみやかに答えを出してください。毎日地獄のような日々です。生きたくても生きられなかった方々が多くいます。裁判が終わった感想は空しさだけです。」
高井さんは、お姉さんとともに名古屋高等裁判所で逆転勝訴しました。
にも関わらず、国・厚生労働省は、高井さんだけを上告したのです。
日本被団協の皆様の提言にしたがった原爆症認定制度の抜本的な改善がどうしても必要です。
国は、高齢化し、重い病気に苦しんでいる被爆者の方々を一日も早く裁判から解放し、全面解決するべきです。
私も皆様とともに頑張る決意を述べました。
皆様、本当にお疲れ様でした<(_ _)><(_ _)><(_ _)>