もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

米軍キャンプ富士や東富士演習場がある御殿場市の市役所で瀧口達也副市長と懇談しました。

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7月14日、米軍キャンプ富士や東富士演習場がある御殿場市の市役所で瀧口達也副市長と懇談しました。

中野たけし衆院比例予定候補、井口まさひこ衆院静岡5区予定候補、高木理文御殿場市議、しまづ幸広衆議院議員秘書の皆さんと一緒に伺いました。

御殿場市では、アメリカ海兵隊MV22オスプレイの飛来・離着陸が常態化しており、今後、アメリカ空軍のCV22オスプレイが横田基地に配備されれば危険はいっそう増します。さらに防衛省は、陸上自衛隊東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で日米共同訓練を9月に実施すると関係市町に通知しています。日米共同訓練が行われれば15年ぶりです。

瀧口副市長に日米共同訓練やオスプレイの飛来について御殿場市の見解を聞きました。

瀧口副市長は、今回の訓練については、「日米の部隊がそれぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における連携要領を実行動により訓練し、戦術技量及び相互運用性の向上を図る」ことを目的として、東富士演習場において実働訓練を実施したい、という説明があったと述べました。そのうえで、日米共同訓練は関係市町、地権者などで構成する「東富士演習場日米共同訓練問題特別委員会」の審議結果を受けて、「東富士演習場行政・権利協定当事者合同会議」を開催し、訓練受け入れの諾否を決める手続きであること、審議においては、市民の皆さんの安全・安心を最優先するとともに、アメリカ軍東富士演習場(キャンプ富士)の全面返還に逆行することのないよう、慎重に審議を行っていきたいとお話されました。

御殿場市から国への要望として、「東富士演習場使用協定や、合同会議で確認された『日米共同訓練に関する国と地元の間における従前の原則合意事項』を遵守するよう求めていくとともに、市民の安全・安心を確保するために、安全対策の徹底を強く要望し、米軍東富士演習場全面返還の方針を堅持するよう要望してまいります」と述べられました。

東富士演習場では、使用協定などを含め、国と地元の皆さんの話し合いの積み重ねで、自衛隊とアメリカ軍が同じ時間、同じ場所で訓練をやる「二元管理」という状態にならないようにすることがルールとなっているそうです。

オスプレイについては、昨年11月4日に低空飛行が市内で確認され、乗馬クラブの馬が暴れるなど市民が不安を感じる結果となったため、人口密集地上空を回避することなどの日米合同委員会合意事項遵守を徹底させるよう国に要請したとお話されました。

市役所に届く市民の皆さんの声として一番多いのが、砲弾などを富士山方面に打つ訓練・演習の騒音問題です。
騒音対策も道の北側は予算措置されるが、南側は予算措置されないという科学的でも、客観的でもない線引きになっている問題も出されました。

私や中野予定候補は、「米軍キャンプ富士、本州で一番大きな東富士演習場があることにより、住民の皆さんが危険にさらされ、騒音被害も出ています。米軍基地の全面返還など、皆さんの切実な要望を国に訴えていきたい」とお話しました。

瀧口副市長は、「市民の皆さんの安全・安心について、最大限配慮するよう米側に伝えていただきたい。全面返還は地元の悲願であり、自衛隊東富士演習場使用協定の前提です。早期に実現するようお願いします」と語られました。

貴重な懇談ができました。

お忙しい中、本当にありがとうございました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

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