もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.11.09】自交総連の皆様と、安倍首相が進めようとしている自家用車とプロでないドライバーの「白タク」問題で懇談をさせていただきました。

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11月9日、自交総連の皆様と、安倍首相が進めようとしている自家用車とプロでないドライバーの「白タク」問題で懇談をさせていただきました。
穀田恵二国対委員長や国土交通部会の皆さんと一緒です。

  「白タク」は、安全性にかかわる以下のような問題があると自交総連の皆様は指摘しています。
?運転者は、二種免許がないため、運転技量や接客の知識があるかどうかわからないプロでない運転者に命を預けることになります。
?タクシーでは、義務付けられている運行管理である過労防止のための労働時間管理や乗車前の飲酒チェックが行われません。徹夜明けや直前まで別の仕事をしていたドライバーかもしれません。
?車両の整備・点検が不明。旅客を乗せる車両としてタクシーには、年1回の車検、毎月の定期点検、定期的な消毒など自家用車より厳しい規定があります。その整備・点検が行われているか不明確です。
?事故の発生時の責任は運転者個人が負うことになり、スマホで仲介する企業は責任を問われません。リスクは負わず儲けだけは手に入れる無責任な企業体制となります。
?事故の際に運転者が入っている自家用自動車保険では、補償が行われるか不明です。自動車を業務用に使用していたとして保険金の支払いが拒否されることも考えられます。

 このような危険な「白タク」を認めるわけにはいきません。
何よりも安全性が確保されるために私たちも力を尽くします!!!
貴重なお話を本当にありがとうございました<(_ _)>

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