8月5日、広島市内にある広島原爆養護ホーム神田山やすらぎ園、広島赤十字原爆病院に、広島出身の大平よしのぶ衆院議員、春名なおあき参院比例予定候補、辻つねお広島県議、中森辰一広島市議とともに訪問しました。
やすらぎ園では、医学博士である鎌田七男理事長や松野禎水園長が応対してくださり、暮らしてみえる皆様にも挨拶をさせていただきました。
広島市内に原爆被爆者の皆様の一般養護1施設・定員100人、特別養護3施設・定員500人がありますが、待機されている方々が約2500人いらっしゃるそうです。
費用の8割が国、残りの2割を広島県と広島市で負担。
国が、身体的、精神的、社会的にも被害を受け苦しんできた被爆者の方々への援護のためにしっかりと責任を果たしていく必要性を痛感しました。
広島赤十字・原爆病院では、加世田俊一副院長が対応してくださり、入院されている方々に挨拶させていただきました。
胎児のときに被爆された方は、甲状腺のがんの手術をされたそうで、以前、別のがんを患ったそうです。
「頑張ってね。頑張ってね」としきりに言ってくださいました。
続いて広島市議団と合流し、広島県原爆被害者団体協議会(広島県被団協)の皆様を訪ね、懇談させていただきました。
佐久間邦彦理事長はじめ皆様が応対してくださいました。
広島県被団協の皆様は、明日、安倍首相に他の被爆者の皆様の会とともに合うそうです。
広島県被団協の皆様は、 「核兵器禁止条約」の締結に向け、交渉開始に努力すること、日本被団協の提案に基づき「被爆者援護法」の改正、「黒い雨」指定地域の拡大を求めておられます。
また、広島県被団協の皆様は、被爆者の皆様や2世、3世の 皆様の相談活動もされておられます。相談状況もうかがいました。
一瞬で多くの人の命を奪い、徐々に命を蝕み、長年にわたって苦しめ続ける非人道的な核兵器を禁止する条約を一刻も早くつくらなけばなりません。
その被爆者の皆様の声に、世界中の声に背を向けている核保有国およびそれに付き従っている日本政府の態度は絶対に許せません。
そして、被爆者の皆様の援護施策の充実を何としても前進させたいです。
皆様、お忙しいなか、貴重なお話をお聞かせいただき、時間をとっていただき、本当にありがとうございました<(_ _*)><(_ _*)><(_ _*)>