もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【15.05.19】本日、戦争法案の説明を防衛省から聞きました。

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 本日、戦争法案の説明を防衛省から聞きました。
 重要影響事態安全確保法案で、愛知県の航空自衛隊小牧基地に配備されている空中給油輸送機は実際に戦闘地域で攻撃をしているアメリカ軍の戦闘機に空中で給油できるようになる方向だそうです。これまで訓練はやっていましたが、実践の段階になる可能性が高いです。

 戦闘機に空中で給油することが、なぜ憲法違反の「武力行使との一体化」に当たらないと解釈できるのか全く理解できません(そもそも戦闘が行われている直上でも非戦闘地域と考えられていたとのこと)。

 また、市民の皆さんがおかしいと裁判にうったえたイラク訴訟の名古屋高等裁判所の判決で、武装した多国籍軍の兵士をバクダッドにピストン輸送した航空自衛隊の活動はイラク特措法に違反し、憲法9条に違反するとの判決が出されたことについて聞くと、その判決は、主要な部分で国が勝ち、傍論のところで、イラク特措法に違反し、憲法9条に違反すると書いた判決なので、とくにそれによって(政策変更するなど)どうこうというわけではない、あくまで閣議決定にしたがって立法したと防衛省は答えました。

イラク戦争に何の反省もない人たちがつくった戦争法案。
空前の規模の反対運動で、絶対に廃案にしましょう!!!!!
 

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