もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

【14・09・13】国鉄労働組合名古屋地方本部の皆さんの第70回地方大会で連帯のご挨拶◆「第6回大府飛行場中国人強制連行被害者殉難者追悼式」に参列し、追悼の言葉

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国鉄労働組合名古屋地方本部の皆さんの第70回地方大会で連帯のご挨拶

 9月13日、JR関連で働く皆さんでつくる国鉄労働組合名古屋地方本部の皆さんの第70回地方大会で連帯のご挨拶をさせていただきました。

 働く皆さんの雇用と権利をまもり、安全な輸送と利用者の立場にたった改善要求など伝統あるたたかう労働組合としてがんばってみえます。
 連帯の挨拶をされた榑松佐一愛労連議長が、新日鐵住金名古屋製鉄所で相次ぐ事故・死亡災害のなかで、会社ににらまれても働く人の命と安全を守る労働組合が必要なのだといわれましたが、「命令と服従の職場」と言われるJRのなかで、しっかりとモノをいい、行動する皆さんに心からの敬意と感謝を込めてご挨拶をさせていただきました。

「第6回大府飛行場中国人強制連行被害者殉難者追悼式」に参列し、追悼の言葉

 
 東海市の玄猷寺で行われた「第6回大府飛行場中国人強制連行被害者殉難者追悼式」(愛知・大府飛行場中国人強制連行被害者を支援する会の皆様が主催)に辻井タカ子東海市議、坂ゆかり東海市議、山口広文大府市議、大府市の細川ゆうじさんとともに参列し、追悼の言葉を申し述べさせていただきました。

 過去の日本が起こしたアジア・太平洋地域への侵略戦争において、現地で残虐な行為を行ったとともに、日本が国策として中国人の方々を強制的に日本へ連行し、非人道的で過酷な状況で強制労働を強いてきました。

 そのもとで、東海市と大府市にまたがる大府飛行場では、わかっているだけでも496人の中国人の方々が強制連行され、5人の尊い命が奪われ、帰国時までに31人の方々がお亡くなりになりました。

 犠牲になられた方々に心からの哀悼の意を表します。

 こうした戦争の掘り起し、謝罪、賠償、記念碑建設など解決にむけたご努力をされている皆様に心からの敬意と感謝を申し上げます。

 安倍首相は、今年の全国戦没者追悼式において、昨年に続き、戦争の反省を踏まえた「不戦の誓い」や1994年以降、歴代首相が述べてきた中国の方々はじめアジアの方々への筆舌に尽くしがたい甚大な被害を与えたことにたいする深い反省の言葉はありませんでした。

 このことが象徴する加害にたいする認識の深さの欠如、そのことを背景とした集団的自衛権行使容認など平和憲法を壊す動きが、中国の方々やアジア、世界の人々の信頼を失う結果となっています。

 日本が起こした侵略戦争全体について、日本政府や加害企業が、事実を事実として認め、心からの謝罪と賠償、そして心からの追悼を行うことが、日本と中国、アジアと世界の各国の人々との真の友好の土台であると確信しています。
 
 真の友好の土台をつくっていくために私自身も全力をつくす決意です。

 

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