4月12日、矢作川森の健康診断実行委員会の皆さんが6月7日に開催する「矢作川森の健康診断」にむけて、リーダー研修を受けさせていただきました。
緑豊かに見える森も、手入れされていないスギやヒノキの人工林では、光が入らないため植物や生物が育たない、落葉層も腐植層もない「緑の砂漠」ともいえる状況が広がっています。「緑の砂漠」と呼ばれる地点では、豪雨の際など土砂崩れが起きる可能性が高い状況があります(例:東海豪雨)。
森の健康診断は、住民の皆さん、森林ボランティアの皆さん、研究者の皆さんが一緒に、簡単な道具を使ってスギ、ヒノキの人工林の込み具合、林内の植物の葉が地面を覆っている割合、植物の種類数、落ち葉や土壌の暑さなどを計測、観察します。
「矢作川森の健康診断」は今年で10年目となり、今年が最終回とのことです。過去9回の診断で、矢作川流域内ほぼ全域の人工林550地点を調べておられます。
私は、第一回から何回か参加させていただきましたが、矢作川森の健康診断実行委員会の皆さんの意識啓発を含んだ「森の健康診断」のご努力により、愛知県内で間伐も少しずつ目に見える形ですすんでいることを実感します。
矢作川森の健康診断実行委員会の皆さんのご尽力に心からの敬意を申し上げるとともに、最終回の「森の健康診断」に参加をさせていただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。
午後からは、当日の下見などに行きました。私と一緒のチームには影のリーダー(笑)もおり、大変心強い思いです。
おさらいなどしながら、6月7日、皆さんが気持ちよく参加できるように頑張ります!!
植生調査の写真―研修の調査地点では、草5種、低木13種類がありました。
濃い緑の部分が人工林です。
「矢作川森の健康診断」は今年で10年目となり、今年が最終回とのことです。過去9回の診断で、矢作川流域内ほぼ全域の人工林550地点を調べておられます。
【参加者大募集中だそうです!!】最終回「矢作川 森の健康診断」
矢作川森の健康診断実行委員会の皆さんのご尽力で続けてこられた「矢作川 森の健康診断」も10年目で最終回となってしまいます。
都市部にすむ私たちにも豊かな恵みを与えてくれる森林。
森林は、生物多様性の保全、地球環境の保全、土砂災害の防止、水源のかん養、機構緩和、大気浄化、保健休養の場の提供、木材の供給などなど極めて多くの多面的機能をもっており、私たちの生活と深くかかわっています。
楽しみながら、スギ、ヒノキの人工林の調査をしませんか。
ぜひ一緒に参加しましょう!!
◆申し込みは5月10日(土)までだそうです。
申し込みフォーム→
http://mori-gis.org/modules/eguide/event.php?eid=6
豊田市の旧足助町内にある百年草の近くで研修しました。
豊田市の旧足助町内にある「百年草」を橋の上から撮りました。
「百年草」は、社会福祉協議会による介護デイサービスの施設でもあり、ホテル、フレンチレストラン、足助ハムのZiZi工房、ベーカリーバーバラはうす、日帰り入浴などの機能もある、福祉と観光をミックスさせた施設です。旧足助町時代につくられました。
入浴は、お一人1回 200円(3歳以下無料)、豊田市民で後期高齢者医療被保険者証(保険証)の交付を受けた方は100円です。
※ただし、温泉ではありません。
足助川の水は、透明で、本当にきれいでした。上流にダムがないそうです。