6月28日、放射能汚染が高い地域から避難してきた若いお母さんからお話をお伺いしました。
子どもさんたちには、甲状腺異常の診断書が出ており、見せていただきました。
福島県や関東地域から愛知県に避難されてきたお知り合いの子どもさん15人のうち13人に何らかの甲状腺異常がある診断書が出されているそうです。
放射能汚染が高い地域から避難してきたと言うと、まともにとりあってくれない病院もあるそうです。そういうなかで、なんとか自分たちで向き合ってくれる病院を探し当てたそうです。
しかし、その病院の医師や看護師の皆さんへの負担がかかってしまう問題があり、胸を痛めておられました。
そして、甲状腺に異常があっても、「原発事故との因果関係はない」と国や東電などから言われてしまうのではないかとの懸念があります。
その意味でも尿検査で、しっかりと証拠を残しておきたいという思いもお持ちでした。尿検査についても民間でやってくれるところはあるそうですが、2万円もかかり、避難して経済的にも大変ななかで、なかなか困難です。
子どもたちに何かあっても、過去の例からみても「因果関係がない」と政府や東電は本当に言いそうです。
なんとか公的な責任で、エコー検査や尿検査など子どもたちの健康診断ができないか要望をいただきました。
また、食品の安全、とりわけ給食の放射性物質についてもしっかりと検査してほしいとのご要望をいただきました。
こうした問題にまともに対応していない政府には、本当に怒りでいっぱいです。それで大飯原発の酒井同なんて本当におかしいです。
国や自治体への働きかけを行っていきたいと思います!!
(まず7月6日に国への聞き取りに行く予定です。)