もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
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【12・04・30】核兵器全面禁止条約のための国際交渉をはじめることを求めるアピール署名宣伝

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 4月30日、オーストリアの首都・ウィーンで、2015年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけた第一回の準備会合が開かれる日です。

 2015年のNPT再検討会議は、核兵器全面禁止条約をつくるため実のある会議にしてほしいと心から願います。

 世界にはまだない核兵器全面禁止条約をどうしてもつくりたい!
ヒロシマ・ナガサキの被爆者の皆さんが生きているうちにどうしても!!

 そんな思いで、被爆者の皆さん、あいち原水協の皆さんと、国連総会に提出する核兵器全面禁止条約のための国際交渉をはじめることを求めるアピール署名に取り組みました。八田ひろ子元参院議員も参加。
 
 高校生の子たちも一緒に参加してくれました。女子高生の呼びかけに署名する男子学生。なんだかとてもかわいらしかったです。

 2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議で、「核兵器の完全な廃絶を達成する」という「明確な約束」が成立しました。「自分と同じ思いを誰にもしてほしくない」と訴え続けてきた日本の被爆者の皆さんを先頭とした運動が実りました。

 この国際会議で日本政府は、核兵器をなくす条約のための国際交渉をはじめようと一言も言えませんでした。
 
 また、国連総会の委員会に毎年のように出されている「核兵器禁止条約の交渉開始」を求める決議案に日本政府は、1996年にこの決議案が初めて提案されてから、16年連続で「棄権」し続けています。
 
 アメリカに依存し、被爆国として、核兵器をなくす先頭にたてない日本、もっぱら軍事的な対応のみを強調する日本を本当に恥ずかしく思います。
 
 私の父と祖母はナガサキで被爆しました。生かされた命を大事にし、亡くなった方の分まで働かなくては!

 憲法9条の原点を大切にし、平和の外交力を輝かせるために全力をつくしたいと思います。

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