「日本国憲法 今も最先端」―アメリカ法学者ら 188カ国を分析
(2012年5月3日の朝日新聞の国際面)
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◆「世界でいま主流になった人権の上位19項目までをすべて満たす先進ぶり。人気項目を網羅的に備えた標準モデルとしては、カナダさえも上回る」
◆「不朽の先進性 実践次第」
◆日本国憲法を変えようという動きについてワシントン大学のデービット・ロー教授は、「奇妙なことだ」
「日本の憲法が変わらずにきた最大の理由は、国民の自主的な支持が強固だったから。経済発展と平和の維持に貢献してきた成功モデル。それをあえて変更する政争の道を選ばなかったのは、日本人の賢明さではないでしょうか」
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改憲の動きにたいして、みんなの賢明さで跳ね返していきたい!!
日本は、ベトナム戦争やイラク戦争などアメリカの戦争の出撃拠点となり、イラク戦争では憲法違反である武装したアメリカ兵をイラク現地に運び、罪のない子どもたちの命を奪う戦争に加担しました。
本当に日本が国際的な「平和の維持」に貢献してきたのかは疑問ですが、日本国憲法は世界の最先端であることは間違いありません。
憲法9条に現実を近づけることが私たちの仕事です。
※参考 2009年10月6日12時19分「読売新聞」
航空自衛隊のイラクでの空輸活動について、防衛省は2009年7月、活動実績をまとめ、国会に報告している。
報告資料によると、空自が活動を始めた2004年3月から活動を終了した08年12月までに輸送した人員は4万6479人。このうち米軍関係者は2万3727人で51%を占める。その他はオーストラリア軍が1162人、韓国軍が175人だった。また、国連の輸送支援は06年9月から始まり、2799人を輸送した。