7月19日、亘理町のイチゴ農家で活動しました。ビニールハウスのさびたパイプも処理し、草もとって、畑もすっかりきれいになりました。
その農家の83歳の方は、「本当にありがとうございます。助かります。津波のときは、最初、体育館に避難したんだけど、寒くて…。甥っ子の家→姪っ子の家→娘の家を転々とし、4ヵ月たってやっと家に戻ってきたの。家はだめになったけど、作業場は残ったから。23歳に結婚して60年住んでいたけど、海から3キロ先のこんなところまで津波がくるなんて思わなかった。実家は流されてしまった」といろいろと語ってくださいました。
私たちの活動が、少しでもお役にたてば、本当にうれしいです。
☆ 一緒にボランティアに参加した春日井市の24歳の青年の声
全てがはじめての経験でしたが、とても勉強になったし、またイチゴを作ろうとする農家の皆さんの姿が、逆に私たちを励ましてくれました。
少しでもお役に立てたらいいなと思い、お手伝いさせて頂きましたが、美味しく元気なイチゴが育つように願いつつ楽しみにしています!!
次は、イチゴ狩りに帰ってきますから、その時まで皆さん元気でいて下さいね。
ボランティアに来ると決めた時、被災者の方を自分の家族・友人のように思って接しようと強く思ってきました。ボランティアを通して被災者の方と心を通わせ、笑顔を見るたびに自分が言葉や感情を持つ人間でよかったと思うことだらけでした。そういう思いを持ち帰り、私のような若い世代の人達にもそういう思いを伝え、また友人を連れて、ボランティアに参加したいと思いました。そうして、被災者の方の笑顔がもっと増えたらいいなと思います。
※きれいになった畑