昨年10月、吉井英勝衆議院議員は、岩手県葛巻町を視察し、町長さんと懇談しました。
葛巻町(人口7678人)では、風力発電、蓄ふんバイオマスシステム(牛の糞尿からメタンガスを作って発電)、木質バイオマス化発電(間伐材をガス化して発電)、木質ペレットボイラーなど、町内の資源をうまく組み合わせて活用する仕組みをつくり、町内電力自給率166%になっているそうです。
省エネにも最大限の努力をしながら、風力発電の低周波被害がないように気をつけながら、こうしたことはどこでも出来るはずです。
再生可能エネルギーでエネルギーも「地産地消」をすすめれば、危険な原発依存からの脱却、CO2排出削減、化石燃料など資源争奪の戦争をなくす、地域での雇用増、地域再生などなどいいことずくめですね。
それなのに、国の再生可能エネルギーの研究開発予算は、経済産業省と文部科学省あわせても年平均200億円程度。
一方、完全に行き詰ってムダな高速増殖炉「もんじゅ」と「常陽」(高速増殖炉の実験炉、茨城県大洗町)の関連予算は年間600億円。原発設置促進のための「電源開発促進税」は年間3500億円以上・・・。
おかしな国だ!