中部電力社長が浜岡原発の6号機について「2016年に着工を目指して進める考えは変わっていない」と言明―危険な計画はストップを!!
4月15日、日本経済新聞のWEB版で、中部電力の水野明久社長が、15日午後の記者会見で、浜岡原発の6号機について「2016年に着工を目指して進める考えは変わっていない」と述べたと報道されました。
世界で一番危険だと言われている浜岡原発を安全最優先で停止するのであれば分かりますが、もう一基新たにつくると明言するその神経は、全く理解できません。
中部電力は、今年2月24日に「経営ビジョン2030」を発表し、現在14%の原発依存度を2030年までに50%~60%に引き上げる計画を打ち出しています。
中部電力管内に住む私たちが声をあげ、こんな危険な計画は撤回させなければなりません。
新潟県で消費電力「ピークカット15%大作戦」で17%カット達成!
一方、新潟県で、4月13日の17時~19時の間、消費電力を抑える取り組み=「ピークカット15%大作戦」が行われました。
新潟県では、突然の「計画停電」を避けるため、新潟県にすむ皆さんや産業界の任意での協力を得て、「計画節電・ピーク時節電」を行うことにしたそうです。
結果は、目標を上回る17%の消費電力を抑えることができたとのことです。
しっかりと広報し、みんなで協力すれば、17%のピーク時の消費電力を抑えることができる、とても有意義な社会実験だと思いました。
「計画停電」では、病院や医療機器など命にかかわる影響が心配されますが、「計画節電」ならそうした心配も少なくなります(よく広報しないと、体が弱い方が、暑い日に無理して冷房をかけないで我慢して、体調が悪化するなどの心配は残ります)。
愛知県でも全国どこでもこうした「ピークカット大作戦」を行い、原発に依存しない地域づくりに最大限の努力をするべきです。
もちろん、再生可能エネルギー(自然エネルギー)へもっと予算を振り向け、再生可能エネルギーへの転換を進めることも必要です。
《新潟県の「ピークカット15%大作戦」のロゴマーク》