民主党政権が、原則として例外品目を認めず関税を撤廃する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加することを検討しています。
経団連が「新成長戦略実現会議」に出した提言は、「APEC首脳会議の場でTPP交渉への参加を表明」するよう求めています。
もしこのTPPに日本が参加すれば、日本の農業、畜産・酪農は壊滅的な打撃を受けます(表参照)。
TPPへの「参加検討」を表明している菅直人首相は、11月に横浜市で開くAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議での態度表明に向けて調整を進めています。
TPPへの参加は絶対にやめるべきです。
※表は、2010年10月28日付「しんぶん赤旗」より