がんばれ!渡辺こうぞう北名古屋市議
4月4日の朝は、北名古屋市の渡辺こうぞう市議の事務所びらきにうかがいました。渡辺こうぞうさんは、みるからに親切な方で、私もいつも親切にしていただいています。
議会でも粘り強くがんばります。中学校卒業までの通院費の無料化を議会で繰り返し求めて奮闘してきました。この4月から、中学校卒業まで本人負担の3分の2が助成(償還払い)されることになりました。
今度は、中学校卒業まで通院も入院も窓口無料を実現しようとはりきっています。高すぎる国保税も引き下げるためにがんばっています。
事務所びらきのあとは、地元で行われている桜まつりの会場まで桃太郎宣伝。手を振ってくださる方、「がんばって」と言ってくださる方などいて、みんなで元気にアピール。とても楽しく勢いがでました。
名東区後援会でごあいさつ
名東区のお隣、長久手町の「ござらっせ」の会場で行われた名東区後援会総会に参加。
まずは、皆さんと握手。「がんばってね」などなど皆さんから温かい声をかけていただき、本当にうれしかったです。
あいさつ後、「みんなに声をかけ、参議院選挙勝利のためにがんばろう!」と司会の方が力強く訴えていただき、私も元気をいただきました。
長久手町の「ござらっせ」は、温泉もありますし、農産物や特産物も売っています。後援会の皆さんもこれも楽しみにしながら参加をされているそうです。楽しい後援会の活動って本当にいいですね。
あいち消費者革新懇つどいで、坂口正明さんの「新しい政治で何が変わったのか、かわれるのか 食と農の明日はどうなる」をテーマにした講演から学ぶ
長久手町から名古屋に移動して、あいち消費者革新懇の皆さんが開催された「学習と交流のつどい」に参加しました。
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会議の坂口正明事務局長が、「新しい政治で何が変わったのか、かわれるのか 食と農の明日はどうなる」をテーマに講演されました。
世界の食糧事情は、FAO(世界食糧農業機構)推計で10億2000万人の「栄養不足人口」があると言われ、年間600万~800万人の子どもたちが栄養不足から亡くなっています。1996年世界食料サミットで「栄養不足人口を2015年に半減」の目標を掲げましたが、それも不可能になってしまっています。
その原因はなにか…。
原因は、もちろん自然的な要因もありますが、近年増えているのが、人為的要因です。民族間あるいは国際間の紛争により、貧困と飢餓が進行しています。そして、今の経済危機が、さらに食糧事情を悪化させています。投機マネーによる高騰もありました。また、バイオ燃料ブームで食糧ではなく、燃料のための畑に変わったことも要因と言われています。
坂口さんは、日本国憲法前文には、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」と書かれていることを紹介されました。こうした視点からも、日本国憲法は先駆的で、普遍的なもので輝いているとおっしゃいました。
この理想を実現するために私たちは、先進国として役割をしっかり果たしていきたいと強く思いました。
一方で、日本の食糧・農業の実態はどうか。食料自給率は41%、穀物自給率28%、フードマイレージも突出して高くなっています。このままでいいのか、という問いかけがありました。
世界の中では、飢餓と困窮で多くの子どもたちの命が奪われています。日本が食糧を買い占めているという部分はないだろうか、それによって世界の子どもたちの食糧を奪っている部分はないだろうかと真剣に考えていかなければならないと思いました。
雇用者報酬が減って、購買力が下がっているため、安い輸入品を購入せざるをえないという方もいらっしゃいますが、残留農薬汚染野菜の輸入が増え、中国餃子事件、汚染米事件、遺伝子組み換えなどで、国産の農作物が見直されています。
しかし、鳩山政権は、日豪・日中韓FTA(自由貿易協定)を推進し、2009年12月30日に閣議決定した「新成長戦略」では、アメリカ・オーストラリア・中国を含む「アジア・太平洋FTA」を打ち出しました。もし自由化されたら、日本の農業は壊滅的な打撃をうけます。
日本の農業を守るためにも農作物の自由化は絶対に許されません。
WFP(国連世界食糧計画)やFAO(国連食糧農業機関)も公式に貿易自由化は、食糧問題の解決に役立たないと言っています。
日本の食糧は、日本の大地で生産するしくみをつくることが課題です。
坂口さんは、価格保障の採用・組み合わせで、生産拡大を誘導すること、自由化交渉をストップさせることなど語られました。
大変勉強になりました。
名古屋の大須と栄での宣伝
名古屋の大須と栄の繁華街で宣伝をしました。宣伝カーを降りると、「がんばってちょうよ」という方や、手を振ってくださる若い方などいて、元気をいただきました。