3月19日、内部障がい者の小池勝則さんの過労死を認めてほしいという裁判の判決の日ということで、名古屋高裁にいきました。
ところが、裁判所にいくと、裁判長が、ぎりぎりまでがんばったけれども、まだ判決ができない、とのことで延期となり、4月16日15:30~となりました。
東三河からもたくさんの方が傍聴にきてみえましたので、残念です。集会では、「これからも署名を積み上げて勝つために頑張ろう」と原告の小池友子さんをみんなで応援しました。
原告の小池友子さんの夫である小池勝則さんは「心臓機能障害者」として障がい者手帳3級の交付を受けていましたが、2000年11月マツヤデンキに身体障がい者枠で採用されました。
ところが、同年12月24日、妻の友子さんが自宅に帰ると勝則さんが倒れていました。勝則さんは、突然、亡くなったのです。
心臓障がいを持っていたのに、職場では長時間の立ち仕事で休憩時間がほとんどなく、販売のノルマもあり、気温差のある屋外へ上着も羽織れないまま商品の出し入れなど運搬作業のため、就職から1ヵ月ほどで足がむくむなど体調にも変化が生じてきました。健常者と同じに働かされ、心筋梗塞で死亡しました。
障がいをもった方と健常者と同じ基準で労災を判断することはできません。障がいをもった方の全面参加と平等をすすめるためにもぜひ労災を認めてほしいと思います。