3月12日、志位和夫委員長を迎えての大演説会が開かれました。
人が集まってくれるかしら、と心配していましたが、名古屋市公会堂大ホールいっぱいの人。ホールからあふれてロビーで聞いてくださる方もみえました。2500人の方が参加してくださったそうです。かけつけてくださった皆さん本当にありがとうございました。
かわえ明美さんと私は、10分ずつお話をさせていただきました。
登壇させていただき、会場をみると3階までびっしりの人。胸がいっぱいになりました。
私は、これまでの県内の各団体との懇談の様子や、私が国会でどうしても取り組みたい問題―働くルールをつくる問題、設楽ダムと愛知県の漁業の問題、平和の問題などお話しをさせていただきました。
帰りの握手の際に「がんばろうね」、「涙がでちゃったわ」、「マンモスよかったよ」、いつも成長を見守ってくださっている方からは「上手になったねえ」などなどたくさんの方に激励をいただき、本当にうれしかったです。
志位委員長は、国会質問でつかったパネルも使いながら、富が一握りの大企業のみに集中する、この仕組みが日本経済を弱くしている、と話されました。
そして、愛知でもとりわけ熱い焦点となっている「大企業と中小企業の公正な取引のルール」をつくる改革について話されました。
トヨタをはじめとする大企業による下請け単価の際限ない切り下げで、「働く貧困層」がつくられ、倒産が増え続けていると告発しました。
国会質問で、愛知県の自動車関連の下請け企業の実態を突きつけ、首相に「下請法の厳格な実施をはかる」と言明させたことを紹介。無法をなくそうとすれば、政府による主導的な検査が必要であり、「不法を一掃するのが、政治の責任です」と力を込めると、聴衆からも「その通り」の声と力強い拍手がわき起こりました。
核密約問題では、政府は3月9日に「報告書」を公表しましたが、その最大の問題点は、1960年に日米両国政府によって調印された「討論記録」の存在を認めながら、これを核持ち込みの密約―核搭載艦船の寄港を事前協議の対象としないという秘密の合意―と認めていないことにあります。
志位委員長は、「『こんなことでどうして「非核三原則」を守ることができるか』とのわが党の追及に、外相は『具体的なことは言えないが、私は確信をもっている』というだけで、何の保証も示せない。密約を密約と認め、廃棄してこそ、『非核の日本』へのたしかな道を開くことができる」と訴えました。
普天間基地の問題では、政府は、「移設先探し」をしたあげく、沖縄県内に新基地をおしつける立場を固めつつあり、沖縄では島ぐるみの怒りが爆発しつつあります。
志位委員長は、「5月末までに決めるかどうかが取りざたされるが、問題は時期でなく中身だ。民主党が衆院選で県民に公約したことは『県外、国外』であり、これは移設論の土俵という問題点はあっても、『県内たらい回しはしない』という公約だった。どんな理由をつけようと、県内への新基地建設は、国民・県民への公約違反だ」として、この動きに強く反対する考えを示しました。
そして、日本共産党は、普天間基地の無条件返還をもとめてたたかいぬくとともに、「県内の新基地建設反対」「普天間基地の即時閉鎖」を求める島ぐるみのたたかいに固く連帯して、運動をおこしていく決意だとのべました。
そして、先日の福島県郡山市での演説会に初参加した年配の男性から、“いままで自民党に真綿で首を絞められているように感じ、昨年の選挙では民主党に希望の光を感じたが、あっという間に裏切られた。残りの人生を共産党に賭けてみようかと思った”との感想を受け取ったことも紹介されました。
来年の愛知県議選挙に挑戦する第一次予定候補3人も発表されました。
☆名古屋市緑区 かとう典子さん
☆一宮市区 板倉正文さん
☆春日井市区 柳沢けさ美さん
演説会の後は、青年の皆さんと交流し、皆さんと握手をしました。青年の皆さんもたくさん参加してくださって本当にありがとうございました。
みんなと一緒に参議院選挙がんばれることは、本当にうれしいし、心強いです。みんなに勇気をもらったので、ますますがんばるぞ!