2月19日、半田労働基準監督署にたいして、新日鉄名古屋製鉄所内で起こったサービス残業の問題や、連続する労働災害の問題、強アルカリ水の海への漏出問題について申し入れを行いました。
日本共産党新日鉄名古屋製鉄委員会、八田ひろ子元参院議員、辻井タカ子東海市議、安井ひろ子さん、榊原勝彦半田市議、松本如美半田市議と一緒に要請しました。
名古屋製鉄所内で働く下請けの労働者は、引継ぎミーティングがサービス残業になっている問題を下請け会社に指摘しました。するとその会社は、自宅待機を命じ、さらには手取りが13万円もダウンすると思われる配置換えを命じました。
この問題について、労基署の厳正な指導と不払い残業代の支払いを申し入れしました。
労基署は、申告として受け止め、調査すると答えました。
また、新日鉄名古屋製鉄所では2009年に11件の休業以上の労働災害が連続的に発生し、さらに2月12日の協力会社社員と、2月13日の新日鉄社員の重大な労働災害が起こっており、もうけ第一で安全を軽視している問題について是正を要請。労基署は、指導を継続することを約束しました。
新日鉄名古屋製鉄所の労働災害は、秘書時代から何度も起きています。命や人を軽視する態度はどうしても改めさせなければなりません。