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【10・01・29】愛知県内の後期高齢者医療制度の保険料が4月に1人平均3660円値上げ?!―北区の年金者組合「新春のつどい」で梅原市議が報告

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 元気な元気な北区の年金者組合の皆さんの「新春のつどい」に梅原紀美子名古屋市議とご一緒に参加しました。戦前、戦後、ご苦労されてきた方々が大事にされてこそ、私たちの未来も拓けます。老若男女、住みよい国づくりに力を合わせましょう!税金は、年金、医療、介護につかえの皆さんの声を必ず国政に届けます。
 知恵と力をもった皆さんのますますのご活躍を心から願っています。

 梅原市議からは、今年4月から後期高齢者医療制度の保険料が、愛知県内は、一人当たり、平均3660円(4.95%)値上げになると提案されていることが報告されました。

 新政権の来年度予算では、軍事費は、増額し、アメリカ軍への予算は500億円も増えて史上最高の額。一方で、75歳以上のお年寄りと65歳以上の障がい者の皆さんだけは、保険料の値上げ。本当におかしいです。

以下は、日本共産党の名古屋市議団の2010年1月27日発行「市政情報」より

後期高齢者医療の2010年度保険料
一人当たり 平均 3,660円(4.95%)の値上げ

 愛知県後期高齢者医療広域連合は2月10日に開かれる同議会に、後期高齢者医療保険料が来年度から、一人当たり、平均3,660円(4.95%)の引き上げ改定案を提出します。
 当初は医療費増で4.6%、後期高齢者負担率の上昇で2.6%など11.99%(全国14.2%)の値上げを見込んでいましたが、保険料抑制の国の方針を踏まえ、(1)広域連合の医療給付費剰余金等の充当(17億円)(2)財政安定化基金の活用(92億円)で、引き上げ率を4.95%に圧縮したとしています。

廃止どころか値上げに
民主党政権の公約は大幅後退へ

 先の総選挙で民主党は「後期高齢者医療制度の廃止」を公約しましたが、廃止を4年後に先送りしました。今回、引き上げ幅を抑えたとはいえ、高齢者やその家族の生活が厳しさを増している中で、一層の重い負担を強いることに変わりはなく、容認できるものではありません。

高齢者の人口増などで値上げ必然の最悪の制度
ただちに廃止するしかない

 初の保険料改定ですが、日本共産党が制度開始前から指摘していたとおり、保険料が自動的に上昇する仕組みがはっきりしました。こんなひどい後期高齢者医療制度はただちに廃止すべきです。
今議会には田口一登議員が紹介議員となり、愛知県社会保障推進協議会が「保険料引き上げを行わないで」との請願を提出しています。

保険料の改定案(平均年額)
一人当たり 73,998円→77,658円
*均等割額 40,175円→41,844円
*所得割率 7.42%→ 7.85%

※この市政情報のホームページ→ http://www.n-jcp.jp/sisei/2010/285.html

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