もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

衆議院本会議で各党の代表質問

カテゴリー:

 
衆議院本会議で各党の代表質問がありました。
(日本共産党の田村智子委員長の代表質問は5日16時過ぎです。)
いくつかコメントしたいと思います。
動画は、日本維新の会、共同代表の11万床の病床削減を推進する質問への批判の意味を込めて投稿します。
 
最初の立憲民主党の野田佳彦代表は、小選挙区と比例区の議員定数削減を提案しました💢より少数の議員で物事を決める方向で、民意を削り、利権をチェックする機能を減退させてどうするつもりでしょうか💢
小選挙区制度はやめ、比例代表にシフトしていくべきです。
「ブレーキ役を果たす責任を担ってまいります」と言ったのに、議員定数削減問題ではアクセル役を果たしています。
 
二番目の自由民主党の小林鷹之衆議院議員は、高市総理の改憲への覚悟を質問していました。改憲によって権力の暴走を食い止めることができない憲法となり、アメリカの戦争に巻き込まれるリスクを高め、自衛隊員はじめ国民・住民の皆様の命のリスクが高まることはどう考えているのでしょうか。
 
4番目の日本維新の会の藤田文武共同代表は、「原子力発電所の重要性を再認識致しました。原発再稼働に向けた意気込みを含めて、高市政権のエネルギー政策の特色をお聞かせください」と原発推進の立場を明確にする質問をしました。核のゴミは未来の子どもたちに押し付けるつもりでしょうか?
また、11万床のベッド削減についても推進する立場の質問を行いました。感染症パンデミックや災害時、命を守ることをさらに難しくする暴論です。
さらに維新の会の藤田氏は、大軍拡とともに「防衛装備移転」=武器輸出、殺傷武器輸出を推進する立場から質問を行いました💢戦争や紛争の助長をし、日本自身が「死の商人」になることには絶対に反対です。
加えて、インテリジェンス政策といって、「国家情報局」「国家情報局長」「国家情報会議」の創設を推進する立場の質問を行いました。結局、スパイと関係ないのに市民への監視を強化したり、公益通報の萎縮、自由な意見表明の萎縮などが進むのではないかと大変懸念しています。
外国人に関しては、「強力な司令塔を構築した上で、包括的で、スピード感を持って施策を実行する必要がある」と述べました。結局、一人一人の事情をみずに、乱暴な取り扱いで命や尊厳、人権が軽視されていくのではないかと非常に懸念しています。
「議員定数削減を実現しようではありませんか」と藤田氏は、質問しました。民意を削り、利権をチェックする機能を減退させるもので、絶対に許すわけにはいきません。
日本維新の会、藤田氏は、憲法9条の改憲への決意を質問しました。
まず自衛隊員の方々を危険に晒すことにつながるものであり、国民・住民の皆様を守ることに繋がらないもので、絶対に許すわけにはいきません。
日本維新の会の藤田氏は、「選択的夫婦別氏ではなく、旧姓の通称使用の法制化」を求める立場の質問をしました。旧姓の通称使用では、カップルの2人が両方とも生まれ持った氏名で生き、結婚したいと思っている場合、どちらかが戸籍の名字を変えなければなりません。それでは、個人の尊厳と本質的平等に立脚した制度とは言えません。
 
明日も衆議院本会議は続きます。
日本共産党の田村智子委員長の質問にご注目ください🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️
 
© 2010 - 2025 もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)