もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

8月6日、広島市の原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」を訪問し、内山偉文園長から入園者の状況などについてお話を伺い、入居されておられる被爆者の皆様に心からの敬意の思いをこめてあいさついたしました。

カテゴリー:

8月6日、広島市の原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」を訪問し、内山偉文園長から入園者の状況などについてお話を伺い、入居されておられる被爆者の皆様に心からの敬意の思いをこめてあいさついたしました。
 日本共産党の田村智子委員長、堀川あきこ衆院議員、吉良よし子参院議員、白川容子参院議員、仁比聡平参院議員、山添拓参院議員、大平よしのぶ元衆院議員、藤井敏子広島県議、大西理広島市議、私もとむら伸子が伺いました。
 田村智子委員長はあいさつの中で、入居されておられる被爆者の方々が、戦争と被爆の体験を寄稿した『紙碑(第九集)』を5月に発行したことにふれ「みなさんが傷口をえぐるような思いで被爆された記憶を呼び起こし、証言を残してくださっている。その証言を私たちがしっかり受け継ぎ、世界に伝え、一日も早く核兵器のない世界を実現していく」と決意を述べました。また、「国が原爆の被害をしっかり補償するよう求めていく」と語りました。
 内山園長は、現在79人が入園し、平均年齢は90歳1カ月に上り、半数近くが入浴や食事などの何らかの全介助が必要だと話されました。
 新型コロナウイルス流行期には、施設内で感染が広がり、広島の病院ベッド、人員が足りず、入院できないまま亡くなる方もいたと語られました。
 体力的に被爆体験を語れる人は10人を切ってしまったこと、『紙碑』の発行などで「記録に残さなければいけない」と語られました。
 広島原爆養護ホームの待機者は、1700人近いとも伺っています。
 被爆者の方々の援護事業の充実、ケア労働者の確保が必要だと痛感しました。
 被爆者の皆様、どうかどうかお体にお気をつけいただき、長生きしてくださいね。
 貴重な場をつくっていただき、本当にありがとうございました🙇🙇🙇
🗞️「しんぶん赤旗」2025年8月7日付記事
https://www.jcp.or.jp/…/2025-08-07/2025080713_01_0.html

© 2010 - 2025 もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)