
2025年5月3日、憲法記念日。
愛知憲法会議の皆様主催の憲法施行78周年 市民のつどいに参加しました。
今年もテーマは「沖縄から問う 憲法はいきているか」でした。
憲法学者の小林武さんのご講演「終わらない戦後、沖縄の80年」は、沖縄の皆様の〈自分が苦しんでいることを他の人に移しても苦しみはなくならない〉と多くの方々が、憲法を掲げて、不条理に対して「あきらめない」努力をたゆみなく続けていることへのリスペクトの思いがたくさん込められていました。本当にそうだと改めて学び行動しなければと強く思いました。
古謝美佐子さんの歌と三線、佐原一哉さんのキーボードと沖縄の平和をうたう合唱団の皆様のコラボも本当に素晴らしかったです。
愛知県弁護士会の川合伸子会長のご挨拶もとても良かったです。
杉浦一孝名古屋大学名誉教授は、今、国会で審議されている日本学術会議解体法案への危機感を語りました。
学問を軍事利用しようという狙いがみえています。
現行法の前文は「科学が文化国家の基礎」であり「平和的復興、人類社会の福祉に貢献」すると学術会議の使命をうたっていますが、解体法案はこの前文を削除しています。
ゴールデンウィーク明けの5月9日にも採決しようとしてるのではとの話もあり、廃案目指して国会を包囲をするアクションも行われるとつどいに参加された方からも伺いました。
なんとしても廃案に追い込まなければなりません。その決意も新たにした市民のつどいでした。
つどいの後は、「憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動の皆様のデモにも参加し、「憲法変えるな!」「戦争するな」とコールしアピールしました。
途中で若者たちが「こういうデモは初めてです」と言いながら参加してくれました。
皆様、本当にありがとうございました。
