「一般社団法人あすには」の代表理事である井田奈穂さんから国連女性差別撤廃委員会から出された総括所見の中で「選択的夫婦別姓 に関する勧告総括」についてお話を伺いました。
以下の女性差別撤廃委員会の勧告・要請が出た背景には、選択的夫婦別姓が実現していない中で結婚したくてもできない当事者の方々はじめ、並々ならない1人1人の準備と努力があったことを重く受けとめました。大事な勧告に繋げてくださった全ての皆様に心からの敬意と感謝の気持ちでいっぱいになると同時に、希望のみえる国会にしていかなければならないと強く思いました。
同行された方も素敵な方でした
本当にありがとうございました。
国連女性差別撤廃委員会「日本の第 9 回定期報告に関する最終見解」(2024 年 10 月 29 日)より抜粋
「女性差別撤廃委員会は、特に、既存の差別的な規定に関するこれまでの勧告のいくつかが、対処されていないことを、懸念をもって指摘する。
(a) 夫婦が同じ姓を使用することを義務づける民法750 条を改正する措置がとられていないこと」
「女性差別撤廃委員会はまた、締約国に対し、次のことを勧告する。
(a) 女性が結婚後も旧姓を保持できるよう、夫婦の姓の選択に関する法律を改正すること」
選択的夫婦別姓の導入のための法改正に関わる勧告について、
「勧告を実施するために講じられた措置について、2 年以内に書面による情報を提供するよう締約国に要請する。」