もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

お米を買えない、食べられない事態の早期是正を!!!

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各地のスーパー、小売店にお米がない…
お米の値段は高騰…
お米を買えない、食べられない事態の早期是正を!!!
 
坂本哲志農林水産大臣あてに要請。
 
私は、
🔷ひとり親家庭の子どもさんは、夏休み1日2食以下が34%
🔷お米を買えない時が「よくあった」「時々あった」は計41%
NPO法人「ひとり親家庭サポート団体全国協議会」の皆様の調査結果を示し、安価で安定的にお米を供給すること、子ども食堂、こども宅食、フードバンクへの備蓄米(無洗米)の支給制度を活用し、現場のニーズに応える制度に改善することを求めました。もちろん農家の皆様への価格保障、所得補償も要請。
 
現在、子ども食堂、こども宅食などへの備蓄米(無洗米)の支給制度は、30キロの袋でくるそうです。しかし、各地の家族にお届けするには小分けする人が必要で、その人の確保が難しく備蓄米の支援制度が利用できない ひとり親を支援している団体があります。
そもそも5キロの袋で政府がお米を届けてくれれば、申請できるのに・・・。
 
農林水産省は、かたくなに5キロにすることはできない旨主張しています。
 
せめて主食のお米は、おなかいっぱい子どもたちに食べてもらえるように政府は寄り添うべきです!!!!!
憤りながらの要請でした。
 
※政府への要請 #しんぶん赤旗 の記事
 
 
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                      2024年8月23日
農林水産大臣 坂本 哲志 殿
                   日本共産党国会議員団
       米不足への緊急対応を求める申し入れ
 国民の主食である米の在庫が不足し、販売価格が高騰している。店頭から米が消え、国民が買えない・食べられない事態が全国で起きている。
 坂本哲志農林水産大臣は会見で「ひっ迫しているとは考えていない」と述べたが、現実に多くの国民が米を入手できない状況となっており、政府の無策は看過できない。
 そもそも、このような事態を招いた原因は政府の政策にある。
政府は長期にわたり農民に減産を押し付けたあげく、米の需給と価格の安定に対する政府の責任を放棄してきた。2021年の米の生産者価格の暴落以降、全国の米農家は低米価と農業資材の高騰に苦しみ、離農が急激に進んだが、政府は何の対策も講じなかった。
その結果、かつて1000万㌧以上あった米の生産量は661万ト㌧にまで減少し、今年は需要量が上回ったために、6月末時点の米の民間在庫量が156万トンと過去最低水準となった。
現下の米不足は、安定して十分な生産量を確保し、価格保障・所得補償によって農家の収入を支えるという、多くの国々で行われている政策を採っていれば防げた事態であり、政府の失政の結果と言わざるをえない。政府は在庫があると言うが、ならば最低限、それが店頭に並ぶよう緊急に対策を取るべきである。
 また、食品価格の高騰が続く中、米の価格の高騰が低所得者・貧困家庭を直撃していることも深刻である。特に給食のない夏休み期間中、子どもたちが3食のごはんを食べられない事態が全国で起きており、フードバンク・子ども食堂も米の調達に苦慮している。今すぐ、備蓄米を活用した対策を打つべきである。
よって、以下を申し入れる。
             記
1.米不足の実態・実情を把握し、関係者の声を聞くこと。
2.政府備蓄米の活用も含め、生産者団体や流通・小売業界と協力し、店頭に十分な米が回るよう、緊急対策を講ずること。これにより生産者に価格の変動による不利益を生じさせないこと。
3.農家の価格保障や所得補償を抜本的に充実し、大多数の農業者が安定して生産を続けられる条件を整えること。
4.価格高騰により米の小売業者の仕入資金が不足している。借り入れ条件の優遇、別枠融資、利率の軽減等の緊急対策を講ずること。
5.フードバンク・子ども食堂への備蓄米の支給制度を活用し、今すぐ緊急に支給できるよう改めること。県・市町村に申請窓口を設けること。
                          以上
 
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