もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

石川県第37回災害対策本部員会議

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2月16日 石川県第37回災害対策本部員会議での、市長さん、町長さんの発言の要旨を投稿します。
 
🔷輪島市長 発言要旨
・感謝
・加賀、小松からの日帰りバスの運行、2次避難者の意向を踏まえた対応に感謝
・本日から国土交通省の権限代行による輪島港の浚渫工事に着手、感謝。
・輪島市の状況、避難者がなかなか減らないという状況で、ピークよりは19%となったが、避難場所は79ヵ所、避難者数は2275人という状況。引き続き努力をし、避難所を集めていきたいと思っている。
・全壊の住家被害は28%、半壊以上は現在のところ50%。
・ライフラインの水については、昨日現在でようやく通水率が26%と4分の1通水となった。今後さらに伸ばしていくべく努力をしてまいる。
 
2月16日 石川県第37回災害対策本部員会議
🔷珠洲市長 発言要旨
・感謝
・被災事業者支援の説明会、きめ細かく開催いただけるということで感謝
・発災から1月半が経つが、閣議員皆様方のおかげ、少しずつも見通しが立ち始めてきた。特に上下水道の一体的な復旧について、国交省はじめ応援をいただいている各自治体の皆様のご尽力のおかげ。人口の約9割をカバーする浄水場から市中心部の飯田配水池に向けて明日から通水が始まる。下水道についても、熊谷ポンプ場から浄化センターまでの発送管、こちらの仮設配管工事を急ピッチで進めているところ。しかし、特に、作業員の皆様の宿泊できる施設が、例えばこう富山県の高岡市など遠方であり、作業時間も限られており、作業員の皆さんの疲労もずいぶん溜まっているとのこと。今後、道路も含めて復旧工事が本格化してくるので、工事に関わる方々の宿泊の拠点をぜひ、石川県として奥能登に整備をしていただくよう改めてお願いを申し上げたい。
 
2月16日 石川県第37回災害対策本部員会議
🔷穴水町長 発言要旨
・避難者の数は680名、避難所の数は26カ所。
・LINE及び電話による避難者登録662名。
・水道の復旧について、上水道契約戸数の復旧率は74%、住吉地区の半分以上が通水を完了。地区管理水道については復旧率は75%、残り11カ所172世帯が断水となっている。
・罹災証明発行に係る住家被害認定調査は4035件が終了。これで木造住家の一次調査が終了。今後は非住家調査、二次調査を進めていく。4035件のうち、半壊以上は1894件、46.
9%が半壊以上。罹災証明の発行数は1570件。
・仮設住宅の申し込みについては556件。本日(16日)が締切となっている。昨日、町の商工会の皆様より仮設店舗建設の要望をいただいた。店舗や事務所等の被害が大きく営業再開まで時間を要するが、仮設の施設で一日でも早く仕事を再開したい。仕事をしながら復旧作業を進めたいという方々のために、町の防災広場で仮設商店街を建設し、事業者を積極的にサポートしていきたい。経産省さんのご支援で建設に向けての道筋をつけることができた。感謝。引き続きのご支援をお願いしたい。
・穴水高校について、現在、穴水高校は、穴水中学校の校舎にてオンラインを含めた授業を行っている。穴水高校校舎から町道までの敷地内のアクセス道路被害は以前報告したとおりだが、復旧について各方面にご要望をしているが、未だ手付かずの状態。
被害が甚大であることと時間を要するであろうことは誰の目にも明らかではあるが、町としては生徒や保護者その他関係者に復旧の見通しを示したいということと、また4月の入学式では、生徒には正門から学校に入ってもらいたいと思っているので、さらなるご支援をお願いしたい。
・能登鉄道が先日、能登中島まで報道で復旧されたということを拝見した。能登中島から穴水までについてもさらなる復旧についてご協力をお願いしたい。
 
2月16日 石川県第37回災害対策本部員会議
🔷能登町長 発言要旨
・感謝
・避難者数は745名で、前回のご報告からは19名の減。
・断水の解消は累計2530戸で、前回のご報告からは250戸増えており、通水率は40%を超えたところ。
・朝の復旧復興支援本部会議でもお願いしたが、仮設住宅の着工について、当町では約600戸の建築を要望している。候補地も決まっている。今後具体的に着工が決まっているのは約250戸。避難している皆様は仮設住宅の完成を待ち望んでいるので、早期に住宅の着工時期、完成時期をお示しいただければと思っている。お願いを申し上げる。
・被災した建設中の認定子ども園の復旧というのは災害復旧補助金の対象外になっているわけで、こちらもお願いをさせていただいたが、臨時的な施設での運営を余儀なくされており、早期復旧のために石川県のほうからもお力添えをお願いしたい。
・派遣職員の支援、町の復旧復興を果たしていくためにも中長期派遣職員の方々の支援が必要。来年度から50名程度の職員を要求している。町の実情をお考えいただき、石川県からもお力添えをいただければと思っている。
・職住近接の従居の支援について、知事からニーズの把握をとのことだったので、現在職場から離れているのは難しいといった事情のある町内の事業者に聞き取りをしているところ。今のところ、畜産業、農業、公共交通、介護施設など複数の職種から要望が出てきている。取りまとめしたら、町のニーズとしてお聞きいただくことになるので、よろしくお願いを申し上げる。
 
2月16日 石川県第37回災害対策本部員会議
🔷七尾市長 発言要旨
・本日、七尾市において北陸地方整備局の能登復興事務所が開設された。これによって金沢河川国道事務所と金沢港湾復興整備事務所と合わせて権限代行が進むと考えている。これによって復旧復興が進むと思っているので、引き続きよろしくお願いしたい。
・昨日(16日)能登鉄道、七尾線の和倉までの運行が再開された。これによってまた、人の流れというものが変わってくるかな、と思っている。明るい話題ということで、市民も喜んでいるのではないかなと感じている。
・断水の状況、通水割合が現在63.6%に増えた。当初、1月末の予定では39%ということだったので20%以上増えている。県水の能登島への通水が早まることによって、この断水の解消が早まるのではないかなというふうに考えている。
・罹災証明書、今、申請件数が13,840件、そのうち現地調査を行っているのが8,371件と60.5%まで調査の方が終わった。罹災証明等の発行の割合、5,273件で38.1%。
・仮設住宅なんですけれども、次の募集で募集戸数が180戸に対し、申込者が現在300件を超えている。まだまだ仮設住宅には足りない状況。その後の用地等もお示ししているので、仮設住宅の装置の着工を強く要望したい。
 
2月16日 石川県第37回災害対策本部員会議
🔷志賀町長 発言要旨
・感謝
・避難所は21箇所582名、3日前の報告より44人、避難者の方は減っている。
・罹災証明について、一次調査が8,328と進んでおり、想定の57%まで進捗している。
発行数は2,393件。
・断水状況、全戸8,800戸に対して7,720戸上水道は通水した。率にして87.7%まで上水道は通水。下水道あるいは農業集落排水、コミュニティプラント、浄化槽等、まだまだ復旧の方はほとんど進んでいない。そちらの方も引き続きのご支援をお願いしたい。
・仮設住宅について、2月5日から申し込みを始めて、昨日現在で195件の受付。
・「災害ごみ」受付は町内2カ所の受け入れ場所でこれまでの累計で1万6,574台を受け入れ、推定値で約2,764トンを受け入れている。
・災害ボランティア、昨日時点で受付人数が1,192人のボランティアを受け付けている。ニーズは毎日上がってきており、ニーズに応えることが少しまだ…半分以上のニーズが残っている。引き続きのボランティアの活動をしていきたい。
・引き続きの人的またあるいは物的支援をお願いしたい。
 
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