能登半島地震で外国技能実習生も被災し、仕事ができず、苦境に追いやられています。
記事では、被災されたのはベトナムの方々。
ベトナムの方々は技能実習生の中でも借金を多く抱えているとの調査結果があります。
借金を抱え、仕事ができず、収入が途絶えてしまえば、人生設計が大変なことになってしまいます。
記事では、加熱性水産加工食品製造業(調味加工品製造)という業種に限っての実習(労働)を認められている方々だと書かれています。
別の仕事を探すとしてもその狭い業種に限って転籍先を探さなければなりません。
出入国在留管理庁には、被災された技能実習生の方々の希望も聞き、転籍をしたいというのであれば、外国人技能実習機構が転籍を支援することなど求めました。石川県の技能実習生については外国人技能実習機構の富山事務所で支援するそうですが、手いっぱいになっているようですので、名古屋や機構の本部から支援をして、一人一人の被災した技能実習生の支援をするように求めました。
さらに技能実習の制度の枠組みで、災害対応で、食品製造業までできる仕事を拡大できないか、出入国在留管理庁に相談してみましたが、
災害対応で登録外の職種でも最長3カ月就労可能という制度の方で働いてほしいとのこと。
ベトナム人の技能実習生の支援を何人もされている榑松佐一さんにもご相談しながら、外国人労働者の方々も安心して暮らせるように支援していきたいと思います。