もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

2024年度から保育士の配置基準がとうとう改善!

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2024年度から保育士の配置基準がとうとう改善!
しかし、財政措置はどうなる?
こども家庭庁と総務省から聞き取りを行いました。
各地方自治体で基準を守るように徹底をお願いいたします<m(__)m><m(__)m><m(__)m>
 
 
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【こども家庭庁保育政策課よりの聞き取り】
Q:4歳児・5歳児の基準を改正するのに118億円は、0・3兆円の約束時に比べ少ないのではないか?
A:当時、4歳児・5歳児で591億円といっていたが、118億円というのは、国費分で、チーム保育推進加算分を除いた額。①私立・民間の地方負担分と②公立分の地方財政措置も別にある。118億円+チーム保育推進加算分+地方自治体負担分①②(地方財政措置)を合わせるとだいたい591億円に近い数字になる。
※本当かどうかは、地方財政措置の額がはっきりしないので、不明。
 
Q:3歳児も基準改正するがその財政措置は?
A:3歳児は加算をやってきたので、「拡充」としては書かれていない。
 
Q:3歳児加算は公立で進まなかった。総務省にたいし、「内かん」(毎年、地方自治体に来年度予算について連絡する文書)に保育士の配置基準の改善について書いて、各自治体に基準を守るように徹底してほしい、と言ったら、こども家庭庁が徹底するべきと言われた。ぜひ徹底してほしい。
A:いろんな機会をとらえ発信していきたい。
 
Q:もしも基準通りにできない保育園があれば、徹底的に分析して、1年後、2年後には、基準が守られるように支援するべき。
A:分析していきたい。
 
【総務省からの聞き取り】
Q:来年度の3歳、4歳、5歳の保育士の配置基準の改善で、財政措置しますね?その額は?
A:財政措置します。私立・民間については、(こども家庭庁の)国費2分の1、地方自治体2分の1なので、国費にあわせて地方財政措置する。公立分については、運営費として財政措置する。基準財政需要額上どのくらい増えたのか細かくわかるのは、7月ごろか。
(※公立保育園の運営費だけで分けてわかるかどうかは不明?)
 
Q:保育士の配置基準の改善がされるので、地方自治体の財政当局に「内かん」で徹底しください。
A:社会保障に関して「内かん」に書かないといけないことが多いので、保育士の配置基準について書けるかどうか・・・。事業を所管するこども家庭庁が地方自治体に徹底するべき。
 
Q:3歳児加算の時も公立保育園が遅れてきた。基準が変わったとしても当分の間、できないところは基準以下になる場合があるが、公立が率先して基準を守るようにしてほしい。地方自治体の財政当局に認識してもらえるようにしてほしい。
A:地方自治体の財政当局も4歳・5歳児の基準改正については、認識していると思う。
 
Q:3歳児も基準改正します。
A:3歳児もですね。こども家庭庁が徹底するべき。
※3歳児の改正も強調していかないといけませんね。
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