自衛官が爆破予告 所属していた陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地へ調査。
高木理文御殿場市議、御殿場平和委員会の渡辺希一事務局長とともに
陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地(静岡県御殿場市)所属自衛官が19日に「3日以内に工場を爆破させる」などと埼玉県警にメールを送り業務を妨害した疑いで逮捕・送検された事件について聞き取るため同駐屯地を訪問しました。
滝ヶ原駐屯地司令の新田幸司一等陸佐は、事件を起こした自衛官は2021年3月に同駐屯地に入隊し、「小銃手」の隊士長だったと説明。詳細については捜査中として触れませんでした。
高木市議は、同駐屯地から御殿場市に一切報告がないと指摘し迅速な報告を求めました。
加えて私は、ハラスメント相談・対応について聞き取りました。
陸上自衛隊セクハラ事件に関する国会内での説明で防衛省は、第三者の弁護士への相談体制があることなどを説明してきました。しかし、自衛隊員からは「知らなかった」との声が寄せられています。
この日の聞き取りでも第三者の弁護士への相談体制の周知徹底が不十分であることが明らかになりました。
さらに渡辺希一さんの案内で、東富士演習場やキャンプ富士、陸上自衛隊駒門駐屯地周辺を視察。
この7月に東富士演習場で実施された米軍「沖縄県道104号線越え155ミリ榴弾砲実弾射撃訓練」で、例年以上に「白リン弾」が多く使用された実態などの説明を受けました。