核兵器禁止条約採択(2017年7月7日)から6年を迎えるにあたって、被爆者の方々はじめ、幅広い人が呼びかけた日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名の共同提出のつどいが開かれました。署名累計130万4019人分(第2次分は34万3481人分)を外務省担当者に手渡しました。
主催者あいさつで原水爆禁止日本協議会の高草木博代表理事は、「日本
政府は、禁止条約への署名、批准をただちに審議、決断し、締約国会議にも参加することを多数の国民の意思として署名に託し、政府に強く要望します」と求めました。
共同呼びかけ人の一人、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲国際運営委員は、核兵器の非人道性を世界に示すためにも、被爆国の日本こそが禁止条約に参加すべきだと語りました。
環境活動家でプロダイバーの武本匡弘さんは、環境破壊により地球温暖化を招いているとして、気候危機と平和の危機の運動は共通しているという認識が必要だと指摘し、署名への感謝を述べました。
日本原水爆被害者団体協議会の濱住治郎事務局次長は、日本被団協が取り組む同様の署名はこれまでに109万8810人分を提出したと紹介し、核兵器廃絶に向け連帯していく決意を語りました。
日本共産党から広島の被爆2世の笠井亮衆議院議員があいさつし、同じく広島の被爆2世の井上哲士参議院議員はじめ宮本徹衆議院議員、紙智子参議院議員、仁比聡平参議院議員、山添拓参議院議員、もとむら(長崎の被爆2世)が参加しました。
日本共産党の志位和夫委員長や立憲民主党の国会議員がメッセージを寄せました。