「3日間食べてない」などの切実な生活相談が相次ぐ「いのちと暮らしを守る なんでも相談会」の愛知の会場に伺いました。
弁護士、司法書士、社会福祉士、労働や生活保護などの専門家の方々が電話相談だけでなく、直接の面接でご相談にのっておられました。
愛知県だけでなく、岐阜県、静岡県、三重県、東京都からのご相談の電話が入っていました。
私が伺った時間も電話はひっきりなしに鳴り続け、回線は常に埋まっている状況でした。
ご相談が2時間など時間がかかる場合もあり、回線の限界もありましたが、132件のご相談があったそうです。
フードバンク(食料支援・配布)もやっておられ、私が到着した頃にはすでにほぼなくなっていました。
司法書士の水谷 英二先生や愛労連の西尾美沙子議長にお話を伺いました。森弘典弁護士は、対面で長時間ご相談にのっていました。
やはり生活困窮のご相談が多く、家賃や電気料金、税金、保険料などの滞納、借金、賃金未払い、経営悪化のご相談もありました。
少ない年金の中で脳梗塞での入院、介護など費用が重なり、追い詰められている状況がありました。
住民税非課税世帯への3万円の給付金はいつ出るのか、という声も相次ぎました。
(例えば名古屋市もまだ具体化されておらず、支給は5月中には間に合わないのではないかと思われます。)
今すぐ支給されるわけではなく、別の支援を考えていかなければなりません。生活保護を利用されていない場合は、生活保護の利用を促すアドバイスもされていました。
「電気代の滞納で、電気を切られると言われ、どう払っていけばいいのか、夜も寝られない。」とのお声もあったそうです。
政府の物価高騰対策地方交付金の増額決定が遅れ、物価高騰で苦しくなっている状況に追いついていない状況があります。
多重に困難な状況が押し寄せる中で、一つ一つの問題を紐解いて、少しでも安心して暮らせるようにしていきたいです。
生活を苦しめるばかりの岸田自公政権の悪政を早く変えて、暮らしに希望が持てるように全力を上げていきます。
本当に大事な取り組みをされている皆様に心からの敬意と感謝を申し上げます