もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

愛知県腎臓病協議会の皆様と懇談しました

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愛知県腎臓病協議会の皆様より「『国民を腎疾患から守る総合対策』の早期確立を要望する請願書」を受け取り、懇談しました。
 
腎疾患患者の皆様にとって、新型コロナが2類から5類に移行することによって、どのような影響が出るのかとの心配の声がありました。
透析の患者さんは、新型コロナにかかると重症化することも心配で、ワクチンを打っている患者さんも多く、ワクチンが年1回、かつ有料になるのかなども心配されていました。
 
また、高齢の透析患者さんも多く、自力で透析の医療機関へいくことが難しく、送迎がある病院、クリニックでとても助かっているとの声の一方で、診療報酬の中に送迎のお金は入っておらず、エネルギー価格が高騰する中で、医療機関の負担になっている問題も心を痛めておられました。
 
車椅子になる透析患者さんも少なくないのですが、歩くのも困難がある方々もいて、自宅ベッド→送迎車→透析のベッド→送迎車→自宅のベッドまでの移動の支援も必要とのお声も切実です。
 
また、合併症も心配であることから、エコーや血液検査などの検査項目もしっかりと位置付けること、1回の透析で濾過した透析水が1・8リットルと電気が必要で、災害時でも透析が受けることができるように透析水と電力の確保をエリアごとにすること、透析患者さんの拠点の避難所などもあると良いこと、愛知県は透析コーディネーターを置くようになり前進しましたが、透析患者さん対応の災害時マニュアルを各自治体で作ることなどもご要請いただきました。
 
いずれも非常に大事な内容です。
全国どこでもそうした体制ができるように、愛知県でも進むように努力をしていきたいと思います。
 
とても大事なお話を本当にありがとうございました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️
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