日本国家公務員労働組合連合会の愛知の代表の方から「公務・公共サービス拡充を求める要請書」を受け取りました。
2020年度から2024年度までの定員合理化目標数は、約3・1万人が削減される目標となっています。
命や健康、暮らしを支える公務で働く人たちを削減することは、私たちの暮らしの土台がじわじわと脅かされることにつながっています。
国会で各府省庁とやりとりをしていますと、夜中まで、朝まで奮闘されておられる職員の方々がいます。大事な分野なのに、人員が少な過ぎると思うことも多々あります。本当に人は足りていません。
国家公務員の年間超過勤務時間数は1人あたり217時間(2022年国家公務員給与等実態調査)、本府省職員は383時間で、この残業をなくすためには約2万3000人の正規公務員の増員が必要です。
無責任に人員削減を押し付ける政治家を許すことはできません。
要請いただいたのは、以下の点です。
現場第一線に定員削減を押し付ける「国の行政機関の機構・定員管理に関する方針(定員合理化計画)」の撤回、「行政機関の職員の定員に関する法律(総定員法)」廃止を政府に働きかけることや、2025年度からの合理化目標数を策定・通知しないように政府に働きかけること。
公務・公共サービスの充実をはじめ、公務労働者の賃金・労働条件の改善、労働基本権回復などに向けて国会質問等で取りあげること。
現場の皆様の声を伺い、しっかりと国会論戦に生かしていきたいと思います。
声を届けていただき、本当にありがとうございました