もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

愛知の医労連の皆様より「安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める国会請願署名」を受け取りました

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愛知の医労連の皆様より「安全・安心の医療・介護実現のため人員増と処遇改善を求める国会請願署名」を受け取りました。
医療、介護の現場の深刻な実態を次々に話して下さました。
 
◆医療や介護の分野では、政府が措置したという昨年2月からの賃上げについて、3分の1の労働者しか賃上げしていない。
◆医療現場で看護助手も足りず、事務の派遣労働者にいろいろとやらせようとさせてる事態も生じ、食事や水分の調整が必要な患者さんへ誤って食べさせたり、飲ませたりするなどのリスクがあり、安全を守ることができないほど追い詰められている。
◆過酷な医療現場のもとで、新人の看護師さんが定着せず、4月の新規採用の補充でも欠員を埋められない。
◆1年目の方に残業をさせないようにと配慮し、その分、中堅の方に負担が行き、中堅の退職なども出ている。
◆救急部門の3人の看護師が辞めてしまった。
◆訪問看護は、処遇改善の対象外。コロナでお見舞いもできなくなり、それなら在宅でとの流れがあるのに、必要な人員配置が難しい現状。すべてのケア労働者の処遇を改善してほしい。
◆病院の老朽化が著しい。雨漏りやカビが生えている。南海トラフ巨大地震が来るときに大丈夫なのか。建て替えが必要。
◆国が病床削減を推進するなかで、病院が存続できるのか心配(地域は人口が増え、医療ニーズはある地域)。
◆正規と同じ仕事をしているのに退職金、年金が違う。(実質名称が違うだけでこんな差別がゆるされるのか)
◆1日12時間以上のシフトの職場がある。インターバル規制も努力義務で労使交渉もなかなか進まない。
◆ボーナスカットの職場も出ている。
◆物価高騰にみあった賃上げは厳しい現状。(実質賃下げを絶対に許してはなりません!!!!!)
◆国立、公立、公的病院のコロナ手当は5月7日まで。5月8日以降もコロナ対応もするのになぜ!今後、国はコロナ病床もなくす方針。
 
命を守るとりで中のとりでである医療や介護の人員増と処遇改善は本当にまったなしです!!!!!
国会事務所まで来ていただき、本当にありがとうございました<m(__)m><m(__)m><m(__)m>
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