愛知県豊橋市に行き、しもおく奈歩県議選予定候補の事務所びらきで熱烈応援してきました
もちろん、斎藤ひろむ豊橋市議(地区委員長)、中西みつえ豊橋市議、安間ひろこ豊川市議、ひえの佳代蒲郡市議も応援に駆けつけていました。
しもおく奈歩さんが県議会にいた時、さまざま連携して取り組むことができ、とても心強かったです。
例えば、性暴力被害者支援。愛知県は、内閣府の性暴力被害者支援交付金(都道府県がワンストップ支援センターのために使ったら約2分の1出しますという制度)があるのに使っていませんでした。しもおく奈歩さんに相談したら、すぐに県議会で取り上げてくれて、ワンストップ支援センターへの交付金を使った県の支援を実現することができました。また、全ての高校生に性暴力の被害を受けた時に相談できる相談先の書いたカードを配布することも実現しました。
実際にそのカードを見て相談することができたとの声が、しもおく奈歩さんのところに届いています。
豊橋市で竜巻被害があった時、全壊の住宅被害があるのに、国の被災者支援制度は被害戸数が少ないからと救済の対象ではないのです。
これも都道府県が国と同程度の支援したら特別交付税で2分の1財政措置するという制度がありました。しかし、これもまた愛知県はその制度を使っていなかった=被災者支援ができなかったのです。
これも、しもおく奈歩さんが愛知県に働きかけて、愛知県独自の被災者支援制度を作らせることができました。
特別支援学校のことだってそうです。国会で質問して、日本共産党愛知県議団がいたからこそ、少なすぎる予算で100年かかると言われたエアコン設置を2020年までにかなりの前倒しで実現することもできました。
さまざま連携して愛知県の遅れた部分を改善できるということは、私の確信になっています。
今、私が悲しくて仕方がないのが、子どもたちの問題です。
愛知県内で子どもに関わる重大な事件が相次いでいます。
11月には、名古屋市所管の児童相談所ですが、児童相談所から転落し、15歳の女性が亡くなりました。
1月4日、名古屋駅前のJRのビルから中学生が転落し、亡くなられました。
中学生同志の殺傷事件、愛知県内の高校生が東京大学前で切りつけ事件を起こすことなどありました。
子どもに関わる悲しい事件をなくすために、愛知県ができることを全力で取り組むことを、しもおく奈歩さんはじめ皆様と一緒に取り組んでいきたいです。
愛知県の児童相談所の関係者の方からお話を伺うと、
名古屋市は別ですが、愛知県には、岡崎市と春日井市にしか一時保護所がなく、保護すべきこどもを保護することが難しいとのお声を伺いました。一時保護所の拡充や体制強化が必要です。
県内で性的虐待の被害がある訳ですが、早急に子どもたちを保護するためにどうしたら良いか、愛知県の児童相談所の所長さんにお話を伺うと、子どもたちが過ごすところ(保育所・学校など)で、子どもたちの声をじっくり聞ける環境整備が必要だとお話がありました。
保育所も保育士配置基準が命と安全を守ることも不安ないっぱいいっぱいの状況、愛知県内では学校などで先生の数が2400人も足りない・・・これでは子どもたちの声をじっくり聞くことのできる環境とはとても言えません。
子どもの声をじっくり聞くことができる環境をあらゆるところで作っていくためにも、しもおく奈歩さんとぜひとも連携していきたいです。
そして、平和の問題。12月16日、敵基地攻撃能力保有と5年間で43兆円を閣議決定した安保3文書。
安保法制の集団的自衛権とセットで考えますと、日本が攻撃されていないのに、アメリカが攻撃されたら一緒に反撃する具体化として、長距離ミサイルを使うことも可能になります。日本は先制攻撃をすることになります。
政府は、スタンドオフミサイル・長距離ミサイルを保有すると言います。
昨年11月、バイデン大統領と岸田首相が会談をして、まずはアメリカ製のトマホークを買うと言います。
そして、国内では、三菱重工小牧北工場を中心に1兆円も三菱重工が受注して長距離ミサイルを作ると言います。最終組み立ては、火薬メーカーである日油武豊工場などです。
政府は、安保3文書で、武器の輸出をもっとやって魅力ある産業にしていこうという方向も閣議決定しています。
働く人や地域のリスクを高める安保3文書の平和憲法を踏み躙る大転換を認めるわけにはいきません。
戦争を経験し、おそらく国会議員の中で一番戦争のことを調べ抜いてきた1人である吉岡典参議院議員(当時)に、私は国会秘書時代、「戦争につながることはどんな小さなことでも見逃してはいけない」と言われてきました。
安保3文書は小さなことではありません、とても大きな大転換を岸田政権はしようとしています。
岸田政権に続く道は平和憲法を変えて、捨ててしまう道です。
読売新聞の世論調査でも大軍拡に反対の方が多数です。
大軍拡・大増税反対の声を日本共産党のしもおく奈歩さんにどんどん集め、豊橋空襲を経験し、平和の思いの強い豊橋の皆様の戦争させない意思をしっかりと示すことができるように私たちも全力をあげていきたいと思います。
日本共産党の活動は、市民の皆様と力を合わせ、確実に平和憲法を守り、自衛隊ができてから戦死者を出させない大きな力になってきたと確信しています。
この力をもっと大きくし、平和憲法で希望をつくっていきましょう。
寒い中、駆けつけてくださった皆様、ご近所の皆様、本当にありがとうございました