もとむら伸子(日本共産党衆議院議員)-
レポート

日本共産党愛知県委員会主催の学習懇談会「ジェンダー平等と包括的性教育〜自分の心と体を、好きになる、一人一人の尊厳を大切にできる社会を、共に。」に参加しました

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日本共産党愛知県委員会主催の学習懇談会「ジェンダー平等と包括的性教育〜自分の心と体を、好きになる、一人一人の尊厳を大切にできる社会を、共に。」に参加しました。
教職員の方々、児童福祉施設職員の方々、学生の方々、地方議員の方々が参加しました。
 
“人間と性”教育研究協議会代表幹事で、国連ユネスコなどがつくった『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』を中心となって翻訳、紹介している浅井春夫立教大学名誉教授からお話を伺い、意見交換しました。
 
愛知県委員会のジェンダー平等委員会責任者のすやま初美党県副委員長は、「今日をスタートに自分の生活や言葉を見直し、学び、議論を重ねながら包括的性教育をそれぞれの立場で実践し、ジェンダー平等社会実現へ力を合わせよう」と開会挨拶をしました。
 
教員だった高橋ゆうすけ前名古屋市議が司会を務めました。
浅井春夫さんは、「日本の性教育は欧米諸国に比べ遅れている」と指摘し、抑制的性教育の理論や性教育バッシングをしてきた日本の歴史を紹介。ジェンダー平等実現には性教育が不可欠の要素。科学的な『包括的性教育』を公教育に導入することが重要」と強調しました。
 
私は、国会で国連ユネスコなどが中心に作った国際セクシュアリティ教育ガイダンスを国として研究し、性教育の構想に取り入れることや、性犯罪刑法改正の動きと国会論戦を紹介しました。
懇談では、小学校の先生から「文科省が今年4月から推進する『生命(いのち)の安全教育』は子どもの性暴力を抑制するには不十分。どの科目で実施するなど不明確」との声が出されました。
保健体育の先生は、「体育、特に水泳授業時の着替えは時間がかかり問題が多い。空き教室を活用して更衣室を増やすなど対策が必要」と話しました。
 
20代の労働者は、「職場の組合の食事会でセクハラがあり、後日、心にダメージを受けました。職場全体でも、境界線の話し、権利の話、ハラスメント防止講座などやってほしい」と語られました。
教員をめざす学生から「小学校の教育実習に行き、教師が男子児童どうしで手をつないで歩いていると女子児童と手をつなげと注意したので、疑問に思った」との声。
 
高校3年生から「高校1年の保健授業で『透明なゆりかご』を見て学んだ。もっと勉強したいと自主的に『14歳の母』や『コウノトリ』を観た。学校でしっかりした性教育ができるようにしてほしい」などの感想が寄せられました。
 
参加した方々からの積極的な感想が寄せられるなど、とても有意義な学習懇談会でした。
皆様、本当にありがとうございました🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️
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